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楽しいよじゃなくて楽しいかもよ笑?

「明け方の若者たち」

2回本を読み終わったところで映画を。
本の中の文章で自分の中で想像していた映像がそのまま現れたかのような映画で。自分の頭の中でイメージしきれていなかった場面は、このように描かれるのかと考えてみたり…。

服の色味って人のイメージを変えるなって改めて感じたり。最初はチェックが多かったのに、いつの間にか無地になっていることで大人になった年月を感じたり。カーテンがチェックだったのに、いつの間にか無地のシンプルなものに変わっていたり。あんまりこういうのに気づかなくて、一緒に映画を観に行った人に指摘されて気づくことが多いので、自分で気づけて少し嬉しかった。気つける人はもっと色々な小さな変化に気づくことができるんだろうなって思いながら。

金(キン)じゃなくて、金(カネ)って言っている部分が、若者のリアルなんだろうなと感じたり。金という漢字をみて自分ならなんて読むんだろうと考えたり。

勝ち組も。最初は勝ち組になっていたはずなのに。
勝ち組になろうぜ。に最後は変わっていたり。

人生は思っていた、思い描いていた通りにいかないことの方が多くて。
それでも時間が進んでいく中で。
大切にしたい自分の中にあるものや、思い出が変わることなくて。

過去を思い出した時に必ずしも笑顔になれなくてもいいんじゃないかなと思いながら。ただどんな過去も自分の中で大切にしておくだけでいいじゃないかな。それだけ思い出は自分の中で生きていけるんだろうな。思い出はたまに思い出すくらいがちょうどいいんだろな。毎日思い出に想いをふけることもないだろうし。日々の中で何か大切なことを忘れそうになった時だけ思い出せる思い出があればもう十分。

人生のマジックアワー

どんな風に過ごすのか。どんな風になっているのか。
正解なんてない。不正解もない。
ただ思い出した時に、人生のマジックアワーだったと言えたら。
なんでもない思い出が輝き出して一瞬だけ、自分の前に現れるのかもしれない。その時までは思い出はそのまま心の中に大切にしまっておこう。
いつか、また。
もう会えない君の姿を探せる時がくるのかもしれない。


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