魚目ぴきお

6月にYMSビザをもってイギリスに行く予定です。Noteは日常のこと諸々。

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6月にYMSビザをもってイギリスに行く予定です。Noteは日常のこと諸々。

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Twitterの愚痴垢を覗いて、創作に大切なことを考えた話

ちょっと創作活動について書きたいと思う。 Twitterは大変エネルギッシュなツールだ。リアルタイムに様々な人の意見が飛び交う様は、文字通り情報の洪水。流れの速い川で立っている気持ちになる。底にしっかり足をつけて、動かないように自分の軸をもっていないと簡単に流されて、気が付けば知らないところに流れ着いてしまうような。濁流と言ってもいい。 私はオタクだしBL読むし二次創作も好きなので、Twitterで調べることは主に推しのことだ。イラストだって小説だって大好きで、はまってい

    • 大英図書館、利用登録から閲覧まで

      先日、大英図書館に行ってきました。パディントンの特別展を観に行った…わけではなく、マグナカルタを観に行った……わけでもなく、ホントにただ資料を読みに行きました。1600年代の古い資料で、マイクロフィルムで保管されているもの。実際は私の研究ではなく、日本にいる身内のお手伝いなのですが……。幸運なことに?大英図書館の利用方法が分かったので、せっかくなのでまとめておきます。 ①利用者登録をするまずは利用者登録をします。街中の図書館だと書庫をぶらつくくらいは登録なしでもできますが、

      • イギリスいい国だけど、ここんとこ割り切ってこ!!3つ。

        さて。念願かなってイギリスにおります。2年間イギリスで就労できるYMSビザに当選してからはや1年と5カ月。残念ながらビザの期間は1年と7カ月になりましたが、それでも元気に隔離生活を送っています。今日で隔離5日目。早くお外でたい。 思春期真っ只中、遥か昔に3年間イギリスに住んでたことがあるんですけど、忘れかけれたロンドンを思い出してます。たった5日、されど5日。 すごくいいところですよ。いまのところ住所不定無職で、なんなら仕事が決まるかも危うい27歳の女ではありますが、それで

        • 親知らずをでかい病院でちょっとチャラい先生に抜いてもらった話

          「神経に近い親知らずなので、もしかしたら舌とか唇にまひが残るかもしれないですね。出た場合もほとんどの人は1週間とか2週間で収まるし、長引いても3カ月とかで治ります。ただ、その中でも数人の人はマヒが残って1年~2年治らない人もいます。こればかりは、神経に触っているものを動かす場合は医者がどう頑張っても防げないので、ご理解くださいね」 最初は「ふ~ん」と思ってたし、まあそんなにない話なら大丈夫っしょ、と思っていました。弟も母親も下の親知らずを口腔外科で取ってたけど、そんなことな

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        Twitterの愚痴垢を覗いて、創作に大切なことを考えた話

          【親知らず】痛くはないけど怖いもんは怖い【抜歯】

          イギリスに行くので、親知らずを抜くことにしました。 定期的にじくじく痛むし、なんだか年々ひどくなるしで、これは1年以上放置するとよくないだろうし、イギリスなんて歯科治療バカ高い国。なので、抜いてから行くか!ということで。 私の親知らずは、上の歯はどっちも出ていて、下の歯はどっちも埋まっているタイプ。埋まっている歯は歯茎を切って、親知らずを削って、バラバラになったものを取り除いてもらうことになるので、めちゃくちゃにビビっていましたが、4月5日にとうとう抜いてきました。右の上下

          【親知らず】痛くはないけど怖いもんは怖い【抜歯】

          中身はないけど何か書かないといけない気がしたから書いたnoteなので何も中身がない

          文章が書けない、というより、書くのが嫌になったので書いていませんでした。書くのがいや、というか……なんていうか…書くことがない……。なんか書いてもつらいし、なんも楽しくないし、って思ったので、書くのを辞めてました。いまも書いてますけど、実際なんも楽しくないです。文章って書くの楽しいもんなの? と、まあそういうこともあるよね、と。思うわけです。いつもなんどきもすべてのことが楽しいわけじゃない。昨日まで楽しかったことがいつも楽しいわけじゃない。そういうことだってあるんだから、と

          中身はないけど何か書かないといけない気がしたから書いたnoteなので何も中身がない

          どこかの水槽の脳みそだったら

          本当は、どんな色をしているんだろう。 カーテンの隙間から一筋。光が入って、それが枯れかけのベンジャミンの、数少ない生き残りの葉を貫いていた。一閃、鮮やかな緑がきらめいていた昼下がり。私はリビングに座ってその鮮やかな色を見ていた。とてもきれいだった。 この葉っぱは、本当はどんな色なんだろう。 不意にそう思った。そして気が付いたのだけど、この世の誰も、本当の色なんてわからないのだ。いま、私がきれいだと思っているこの一筋の鮮やかな緑は、私の目から入った光を脳みそが処理して認識

          どこかの水槽の脳みそだったら

          ホットケーキの生殺与奪の権を私に握らせるな

          光陰矢の如し、って言うけど、いま生まれる格言だったらもっと別のものに例えられてるでしょ。矢どころの騒ぎじゃないじゃん。新幹線とかリニアとかコンコルドとかじゃん。なんなら光の速度じゃん。 気が付いたら、あと二か月ほどで27歳になろうとしている。正直恐ろしすぎて考えるたびに逃げ出したくなる。高校のとき、ヒゲ面でネクタイがド派手な活舌悪めな理科の先生が「俺ぇ、50になる前に死のうと思ってたのになァ」とかいっていたのを思い出す。いまならその気持ちがわかる。いや、私は50歳になる前に

          ホットケーキの生殺与奪の権を私に握らせるな

          プレゼントを選ぶときっていっぱい楽しいね

          プレゼント買うの難しいな、と思ったんだけど、よくよく思い返してみると、あんまりプレゼントをもらったことがなかったんですよ。 だからなのかわからないけど、人にプレゼントをあげたこともあんまりない。大学の時にプレゼント交換……したっけ…??くらい。 たまに「え?今日なんかあったっけ?」ってタイミングでプレゼントをくれる人っているじゃないですか。母の友人なんかは、特に理由もなく「これ好きだから」って感じでモノを贈ってくれるらしいのですが、私も母も、いまいちその気持ちがわからなくて、

          プレゼントを選ぶときっていっぱい楽しいね

          ネガティブ思考の掘る穴は深い

          地面を掘り続けたら地球の裏側までいけるのかな?と、子どものときはだれしも思ったでしょう。思わなかったですか?私は思いました。実際は無理ですよね。地球の真ん中にはマントルとかいうすごいヤツがあるらしい……と理科の授業で知って、ブラジルにたどり着くことは到底不可能なんだなって子どもながらにしっかりわかりましたとも。 地面はどこまでも掘り進むことはできないんですが、ネガティブな思考はどこまでも掘り進めることができる。終わりがない。どこまでも、アリの巣みたいにどこかしこへ分岐してい

          ネガティブ思考の掘る穴は深い

          「私が死ななくてよかったな」ってホントは言ってやりたいのよ

          自分をブタと呼ぶ替え歌をクラスメイト全員の前で披露されて、変なあだ名をつけられて、家の鍵を取られて帰宅の足止めをされて、毎日のように膝蹴りをされていたとしたら。それは果たしていじめになるんでしょうか? 当時、小学校6年生だった私は、それを「いじめ」だと思っていなくて、ただ「タチの悪いノリ」だと理解していた。泣くこともなかったし、不登校にもならなかった。ブタさんと呼ばれることは嫌だったけど、実際私は少々肉付きのよい部類だったから、まあ仕方ないかと思いもした。ブタのかわいいキャ

          「私が死ななくてよかったな」ってホントは言ってやりたいのよ

          新年の目標、決めてる時点でやらないことリストにブチこんでいってる説

          明けましておめでとうございます! 元旦の午前1時、FGOに課金し、念願かなって蘆屋道満を引くことができました。昨年1万円をつぎこんでもこなかった男。福袋以外ではじめて課金を許した巨漢。来てくれなかったら発狂していたところです。来てくれたので許します。BIG LOVE。もう二度と離してなるものか。 さて、幸先のいい今年!新年の抱負! ありません!!! 今年のお願いごと、ならあります。コロナがましになりますように、とか。イギリスに無事行けますように、とか。そういう願望は山

          新年の目標、決めてる時点でやらないことリストにブチこんでいってる説

          ただあなたに評価されたい!そう思いながらはたらいていました。

          「私が仕えているのは国ではない。あなたです」 はたらくとは、そういうことだ。 急になんの話やねん。いや、はたらくとは何か?って話です。 「会社に貢献したい」とか「お客様の笑顔のために」とか、聖人君子のような動機やモチベーション。冒頭の騎士物語風セリフ(そうか?)にするならば、「王にこの身をささげましょう」とか「民草の笑顔のために」とかそんな感じだろうか。私にはその働き方は無理だ。滅私奉公をする気高き騎士にはなれない。私にとって、はたらくとは。 「尊敬する人に応えること」

          ただあなたに評価されたい!そう思いながらはたらいていました。

          ほんとは好きなものなんてないのかもしれないね

          好きなものってなくちゃいけないんだろうか。趣味特技ってなくちゃいけないんだろうか。 就職活動、転職活動、自己紹介。人生の様々な場面で「好きなこと」とか「趣味」を聞かれる。私はそれが嫌いだ。だって、よくわからない。 絵を描くのは好きだ。と、思ってはいた。けど、たぶんほんとはそんなに好きじゃない。幼い時に多少なりとも人より優れていた(それでも少し描けるくらいのもの)から、好きと言っているだけな気がする。 文章を書くのは好きだ。好きだけど、本当に「好き」な人の足元にも及ばない

          ほんとは好きなものなんてないのかもしれないね

          人生をツアー旅行に例えるならば

          わたしにとって結婚は、バナナボート体験みたいなものだ。 バナナボート、乗りますか?ツアーのオプションで選べますよ、みたいな。 乗りたければ乗ればいい。いらなければホテルで寝てるアレ。 人生という名前の旅行。病院で産声をあげてからがスタート。 極端な話、生まれることと死ぬこと以外はオプションみたいなものだが、親の庇護のもと生きているうちは親が決めてくれている。学校とか。住むところとか。大学は自分で決めるけど。 令和も2年目が終わろうとしているこのご時世、「親が決めたことだ

          人生をツアー旅行に例えるならば

          思い出の場所がかわっていくさみしさよ

          京都にある人間座スタジオ、12月いっぱいで劇場としての貸し出しを終了されるそう。昨日(12/12)の京都新聞に書いてあった。HPには一旦中止、とだけ記載されている。 演劇をやるのは好きだけど、足しげく観に行くかと問われれば、行かない。自主的に探していくことはめったにない。演劇の魔力に飲まれてしまった友人や先輩に「観に来て!」って言われたときにはいったけど、それだって数えるほどだ。だから客として人間座に行ったのは2回くらい。自分が使ったことも少ない。けど、私だってそれなりにさ

          思い出の場所がかわっていくさみしさよ