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Thinking About the Period in the US #50
こんにちは!
アメリカに留学中のぴおりです。
タイトル英語表記ですが、本文は全編日本語です!
ドキドキして開いてくれた方、ご期待に沿えずすんません!!
最近、導入小話をサボっていたので久々に少し。
今日ディスカッションのクラスで、ひそかに憧れていたフィンランド美人との会話に成功しました。とにかく可愛く英語も堪能で、お話しできて大変幸せでした(変態)。
その子も長期留学生という立場ということもあり、話も弾んで、お互いの国の話や家族の話をしました。夏にまた一時帰国するんだ~と話す彼女はほんとにキラキラしててめっちゃ可愛くて素敵でした。
そんな彼女に、「アメリカと日本で一番違うことは何だと思う?」と聞かれました。
こりゃまたレポート一本書けそうな内容じゃないか、、、
と思いながらうんうん考えて出した答えは、
「年齢を気にすることかな。初対面だとまず相手の歳を知ろうとするし、歳の差に合わせて、敬語を使ったり態度が変わったりするからね。」
彼女は可愛く大きな目を見開いて、
"Woooow that's really tough right???"
ええそうです、タフなんすよ日本ってのは。
めんどいんすよとっても。
彼女はハタチの大学一年生。
大学進学のために一人でフィンランドからやってきた勇気ある子です。
彼女たちと、年齢の差を感じながら気を遣って話す関係にならなくていいことは、とても嬉しく感じます。英語の距離感好きだなー
では本題です!
3月8日は、International Women's Day (国際女性デー) です。
ご存知でしたか??
日本ではあまり聞き馴染みのない日かもしれませんが、アメリカではかなり大々的に取り上げられます。
新聞の一面は、今年活躍した女性の紹介。
ニュースの特集も同様。
授業のトピックも女性やLGBTQについて。
ディズニープラスのホームには女性活躍作品の特集が。
女性問題への関心が高い証拠ですね!
そんな流れにあやかって、今回はPeriodについて私流にまとめてみたいと思います。
元々詳しいトピックではないので、私独自の視点からの考察となりますことご了承ください。
また、ナプキンの比較とかもやってみたかったのですが!!
いかんせん種類が多すぎて、普通にデータ不足でした。
noteの最後に、お気に入りのものと、これだけは買うな、というものだけ紹介させていただきます。
ではレッツゴー!
Periodというのは、女性の生理のことです。
Periodには「期間」という意味もありますが、文脈次第だったり、The periodというときには、生理を指すことが多いです。
月経という固い名詞を用いる時には、Menstruationが使われますが、日常生活ではまず使わないし、私も今単語を忘れて調べ直しました。
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日本でも変わりつつありますが、アメリカにおいて、生理というのはとても一般的なトピックです。
女友達との会話ではナチュラルに話題に上がるし、ジェンダー系の授業では間違いなく取り上げられます。
「隠すもの」という認識はほぼないと言って良いと思います。
生理痛を理由に授業を欠席しても何の問題もありません。
会社にもよるとは思いますが、欠勤して白い目で見られるなんて話は聞いたことがありません。
社会の生理に対する見方が、日本とは大きく違うと感じています。
他にも違う点としては、UCIのすべてのトイレにはこんなものがあります。
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ボタンを押すだけで、ナプキンまたはタンポンが出てくるのです。
私は使用したことがないので使用感は不明ですが、必要な人がすぐに手にすることができる環境は素晴らしいと思います。
日本でもそういった取り組みは進んでいるようですが、ほとんどが有料だったり、私の日本の大学は、無料を掲げながらも「1人1つまで!」と書かれています。
目的が違うのかもしれませんが、もし貧困層にも行き届くように、という思いがあるのならば、アメリカを見習うべきではないでしょうか。
UCIだけでなく、街のショッピングセンターでも見かけることが多く、素晴らしい取り組みだと感心しています。
私が一番感激していることは、アメリカは、低用量ピルを保険でカバーすることができるのです。
知らない方向けに簡単に説明すると、低用量ピルというのは、排卵を抑制することによる避妊効果と、女性ホルモンの分泌を整えることによる生理痛の緩和が期待できる薬です。薬の服用により、生理期間を調整できることが大きな特徴です。
日本では、産婦人科による処方に加え、定期的な検診が必要とされています。
私は以前から生理痛がひどく、日本にいる時から飲み続けているのですが、この薬がなかなか高いんです。日本では低用量ピルの保険が効かないため、私の場合、月2800円ほどの薬代に加え、3ヶ月に一度診察費600円を支払っています。
それが、アメリカではタダ。
Nurxというオンラインサイトでは、初回のオンライン診療のみ費用がかかりますが (といっても$15ぽっち) 、その後はピルが無料で3シートずつ、しかも自動で配達されます。
詳しくはリンクに飛んでください。
「このピルじゃなきゃ無理!」
「対面の診察がないと不安!」
という方には残念ながらおすすめできませんが、それ以外の方には最高のサービスだと思います。
あ、しかしアメリカの保険に入っていない方は無料では届きません。
私も無料じゃないです。
(ここまでなんの話だったん?)
しかし、保険に入っていない方も、ピル1シートが$15-25に抑えられるし、これは日本よりも安いのではないでしょうか。
診察代も初回以降かからないし、サブスクを止めたいときはメッセージ一本で事足りるので、本当に便利だと思っています。
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Yazのジェネリック版
留学生に参考になるかは分かりませんが、アメリカ在住者がピルを無料で手に入れられるというのは、本当にサービスが整っている証拠です。マジで羨ましい!
書きたいがままに書いてみましたが、アメリカの生理事情は、本当に羨ましいポイントが多いです。
ピルもナプキンもタンポンも、貧富の差に関わらず手に入るということは、女性の生理が政府によって蔑ろにされていない結果に違いありせん。
日本もこんな日が来るでしょうか。
では最後に、唯一アメリカが日本に勝つことが難しい、ナプキンの商品紹介です。
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これだけは買うな。
もはや長いこと買っていないので、拾い画で失礼。
alwaysシリーズ、、、こんなにクソなナプキンはないです。
テープ頑丈すぎて下着にくっつくし、ゴワゴワするし、通気性ゼロだし、おまけに漏れ出したことあります。
しかもこいつ、スーパーのナプキンコーナーで一番種類が多い。腹立つ。
種類の多さに騙されて買い、泣いている友達を何人も見てきました。マジで買わないでいいです。
どうやら最近出たプレミアムバージョン?みたいなのが高評価らしいですが、チャレンジするくらいなら、次の私のオススメ使ってください。
Rael Organic
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とりあえず買って!!
コットン100%で、肌触り最高。サラ◯ーティよりさらに柔らかいかも。
サイズバリエーション豊かだし、どれも吸収力抜群です。
とりまいい。1日つけてたい(やめて)。
多少お高いですが、買う価値あります。
安いalways買って泣くくらいなら、ほんとにこっち買って。
以上です!
3月は世界的なWomen's History Month。
女性のことを考える月間に、少しでも参考になると嬉しいです!
サムネは、レディの鑑デイジーさんでした🐤
日本も、女性の生理に優しい社会になりますように!
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