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アメリカで5か月学んだら、将来やりたいことが見えてきた #48

こんにちは。
アメリカのカリフォルニアで留学中のぴおりです!

去年の9月末にここにやってきたので、早いもので、留学してから5か月が経とうとしています。

私は留学前、留学に来るにあたって、「目標は特にない」と情けないことを言っていたと思います。
こちらで出会う留学生は、「新たな出会いが欲しい」「英語力を上げたい」「文化を知りたい」もしくは露骨ではありますが、「就活で有利になりたい」などといった目標を持ってやって来ている印象があります。
私ももちろん、そういった目標がなかったわけではないですが、はっきり言って、明確な目標は持っていませんでした。

しかし、ここに辿り着いてから、「これは留学という経験の中で手にしたい!」と思ったことがあります。
noteで具体的に書いたことはなかったので初出しとなりますが、それは、

将来のキャリアとしてやりたいことを見つける

ということです。


私はあまり夢を持つことがない人生を送ってきました。

そりゃ昔は、ハワイで働きたいとか、タクシーの運転手になりたいとか(今思えば本当になぜ?)、CAさんになりたいとか、ジャーナリストになりたいとか言っていた時期もありましたが、それはお子ちゃまの考えというか、実際に夢に向かって動いたことはありませんでした。
高校生の頃には、「夢を語るとかガキっぽくね?」とかダサい考えをしていました。

ですが今、たくさんの人に支えられて留学をして、一つだけ、将来関わってみたいと思うことを見つけることができました。

それは、
海外留学に憧れを抱く人の、留学というチャレンジの手助けをしたい
と思っています。


私は恵まれた経験をしてここまで生きてきたので、日本とアメリカの教育の比較をしたり、幼いうちから英語力を身につけたり、日本以外の人々と関わる機会をより多く得られたりと、正直他の同年代が簡単にはできないことをたくさん経験させてもらったと思っています。
これに関しては、私が一番感謝していることであり、一番自分に自信を持っている点でもあります。

そんな経験をしてきたからこそ、この経験は無駄ではなかったと自分が一番わかっているし、可能であるならば、そんな経験を望む多くの人々に同じ経験をしてもらいたいと思っています。

具体的に言うならば、若い人ほど世界を見ろ、と言いたいのです。

日本で学ぶ世界力には、ろくな価値がありません。
これは断言したい。
日本で身につける英語力は、外の世界でその効果を確かめるまでは、実績があるとは言えません。
英検1級やTOEIC850点以上で英語力を誇る、会話力の伴わない日本人をたくさん見てきました。

留学でも就職でもいいですが、海外を見て、自分の能力が世界でどれだけ通用するかを知るまでは、島国で永久鎖国を行っている日本の人たちは、世界と張り合うことはできないと感じています。

だからこそ、チャンスを手に入れられる人に、その機会を与える手助けをしたいと思っています。

金銭的、精神的に、世界に出るのが現実的ではないと思う人たちへも、一人でも多く世界を見てもらいたいと思っています。

これは理想論だと思われるかもしれません。
実際、自分のポテンシャルもわかっていない上に、恵まれた環境で生きてきた私が、何を語っているんだ、と思われるでしょう。私も今は、現実的な策は思い浮かばないし、理想を語っているだけに過ぎません。

ですが、今持っている考えを実行に移すために、留学支援の企業に入ることは、考えられる最も現実的なことだと思います。
留学エージェントや、留学奨学金協会というのは、今私が考えられる中で名の付いた職業です。今自分が一番興味を持って調べていることです。


ここから少し愚痴になります。
興味がなければ読み飛ばしてください。

留学に来て感じるのは、「留学に来る」という、大半の学生が得ることができない貴重すぎるチャンスを手に入れたのに、それを完全に無駄にしている人が多すぎるということです。
せっかくほかの国の人たちと関わることができる学校に通っているのに、日本人ばかりとつるんでいる人や、一定の国の人に偏見を持って関わろうとしない人、逆に住んでいる土地を知ろうともせずに親の金で旅行ばかりをする人、日本語で大きな声で悪口を言う人、その土地に馴染もうともせずに日本の良さばかりを豪語する人、、、
数えたらキリがないほどいます。
私のルームメイトもその典型で、最近は話していて、価値観の違いに辛くなります。自分に余裕がない時は、「お前の経験がもったいないから早く帰れよ。ほかの誰かにそのチャンスを譲ってやってくんないかな」とさえ思います。
そんな風に、自分が今体験していることのありがたみを全く理解していない人が多すぎるし、そんな人間が大嫌いです。

私だって、留学を何度か経験して、後悔していることもたくさんあります。
しかし、その後悔の重みを知ったからこそ、他の人が当時の私と同じ楽しみ方をしているのを見ると、お節介だと分かっていながらも、「後悔するからやめな」と言いたくなるのです。

今後留学を計画している人や、留学に行くというチャンスを手に入れられる人には、私の経験や知識を分け与え、無駄のない留学生活を味わってもらいたいと強く思います。

貴重な経験をドブに捨てるような奴らを見ていられないのです。

留学に行きたくとも、様々な理由から諦める友達をたくさん見てきたから。
留学に行くのがどんなに難しいことか、どんなに多くの人の助けが必要なのか、わかりきれないながらに理解しようとしているから。


くそーなんだか悔しくて泣けてきました。


とりあえずこれが、私が今現在、人生をかけてでも取り組みたいと思っていることです。

留学を経験させてもらい、海外で暮らす経験を何度も体験させてもらったから、この経験を無駄にせず、誰かの新たな経験に活かしたいと思っています。

私の経験を、どうにかして意味あるものとして残したいと思っています。


私のかつての経験を思い返し、現在感じている思いを言語化し、周りのいろんな人たちを見ていて、こんな風に感じました。

留学が終わるころにはまた思いが変わってしまうかもしれませんが、留学5か月が経過した現在の思いをここに残しておきます。


想像以上に重い文章になってしまいましたが、感じたままを残すことにします。

ではまた。おやすみなさい。

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