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糖質を完全にカットしてはいけない理由 #21

それは、脳のエネルギー源がブドウ糖だけだからです。

人は血液中にブドウ糖が無くては生きられません。

でも、糖質を完全にカットしたダイエットをしても、脳が活動を停止しないのはなぜでしょう?

それは、複数のホルモンが作用して蓄えられた所からブドウ糖を作り出して血液中に送り出すからです。

これが食事面から見た、良く言えば、痩せているときの体の仕組みです。

そしてデメリットがあります。ホルモンの使いすぎで、体の中のホルモンの材料の栄養素が枯渇していきます。そのため、栄養不足となり強い食欲が出てくるのです。

通常 空腹時血糖値と言ってお腹がすいた状態でも血液中に80~110mg/dlのブドウ糖があります。

ダイエットでしばらく糖質を一切摂っていない人は、そんなはずない!と思いますよね?私もそうでした。体調を崩して病院で血液検査をし結果の用紙を見たとき、万年ダイエッターでしたから血糖値の項目にすぐ目が行きました。この頃はダイエットの知識も無かったので、糖質を摂っていないにも関わらず標準範囲内におさまっている血糖値が不思議でした。


血液中のブドウ糖が上記の数値より下がった場合は(低血糖)症状がでます。

汗が出る・不安な気持ち・脈が速くなる・手や指が震える

一見すると、ダイエットと無関係のような症状ですが、ダイエット中でこんな症状のある人や心当たりのある人は気を付けて下さい。

過去、悩み事がありご飯が食べられなくなった時や糖質を完全にカットしたダイエットをしていた時の私は、低血糖になっていることに気がつかず、うつ病かパニック障害のような症状なので、心の病気になったと思い心療内科へ通院しようか迷うほどでした。不安な気持ちと書きましたが大きな不安?通常の不安とは違う重たい?表現のしようがないのですが低血糖と気づくまで本当につらかったです。

気が付かないうちにダイエットでの低血糖が原因でうつ病のような症状に悩んでいる人もいるのではないか?また、悩みで食事ができず悪化させている原因が低血糖の場合があるのではなか?とも思っています。


糖質制限は痩せますが、のちに食欲の暴走がおこりやすいダイエットである事、低血糖になる可能性があるという事を頭の片隅に置いておいてください。

そして、ダイエット中の体調不良の時、ふと思い出してもらえたら嬉しいです。








いつもありがとうございます。