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夜漁る



配線が途絶えた夏の夜を漁る。
この人生に相応しい真新しいご褒美がほしい。
脇目をふらして石ころを蹴った。
あぁ、炭酸飲みたいな。
はじけたい時期はもう過ぎたはずなのに。

この道のずっと向こうを行く。
ミクロな僕。バッドなグラウンド。
なんで前に出たがる。
もう22だぜ。



/* どうも、元気です。今でも。
嫌なことには蓋をして。 
おやすみしてまたおはようの記事を読んでどうしようもないです。 
仕方ないことばっかで深呼吸。
そう 繰り返す ライフは お決まりのスワイプ。
ガッタンゴトン 線路沿いの隠れスポットは 慣れたステップでスイスイ。で。年がら年中反抗期しています 。*/




湿気を帯びた髪絡まって扱いにくいわ。
変なところはもう気にやしないや。
露骨に宣言やらしないわ。
CO2を溜めたほっぺ。
不意によぎるあの子の顔。
中途半端に途絶えた連絡網。
ほんとやってるわ。


かっこいいこと 好きなこと で夢中になりたい。
満たしたい、それだけが取り柄でいい。
あぁ なんかね そういう感じ。


圏外まできて 怖いもの知らず。
お腹を見たし 野良猫の暮らし。

/* って言うとなんか 世渡り上手みたい
とても違う ギリギリ姿だけヒトです。
ごめんなさい。上手に生きられません */



/* 上書き */
配線が途絶えた夏の夜を漁る。
この人生に相応しい真新しいご褒美がほしい。
脇目をふらして石ころを蹴った。
あぁ、炭酸飲みたいな。
恥をかいてもいいや。


家に帰っても何もないし。
誰もいないし。
やることは探さない今日は。
もう少しだけでいい。
一人謳歌していよう。


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