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「ぬ」の言語学 | #振り返りタモリ倶楽部note

 2023.1.14オンエア(関東エリア)のタモリ倶楽部。ひらがなの「ぬ」を深掘りする内容だった。
 およそ24万項目を収録している広辞苑でさえも、「ぬ」から始まるものは、およそ660語に過ぎないという。しかも、「ぬ」から始まる言葉は、あまりいい意味の言葉がない。

ぬるぬる、盗人、ぬめり、ぬか喜び、抜け毛、抜き差しならない、濡れる、ぬかに釘、濡れ衣etc

「バランスよく書くのが難しいひらがな」第五位。
「日本書字文化協会ひらがな難易度」第三位。

 まぁ、気持ちの良い「ぬるぬる」もあるし🥰、「濡れる」のも時として良いものではあるが🤣。。。


 また、「ぬ」の特色として、「あ」から「ん」までのひらがなの中で、「ぬ」だけが単独で意味を持つことがないという。
 「あっ!」や「ラ」(オクターブ)も、意味があると言えるかどうか疑問だが😄。「ラ」「レ」は外来語と言えば外来語であるし。。


 いずれにせよ、「ぬ」が単独で用いられないのは、発音が難しいから(舌を口蓋にくっつけないと発音できない)。
 また、もともと「な行」は、江戸時代初期まで、「にゃ、にぃ、にゅ、にぇ、にぉ」と発音されていたという(どうして分かるのだろう🤔?)。


。。。と、本当かなぁ?と思いながら番組を見た。
 ひらがなは日本人なら誰でも書けると思うが、どっちが「ぬ」で、どっちが「め」なのか、もしかしたら外国人には難しいかもしれない。
 私が初めてロシア語の文字を覚えるとき、
「 Ш 」(シャー)と「 Щ 」(シシャー)のどこが違うのか、じっくり見ないと判別できなかった。


 「ぬ」「め」「ね」も、外国人には、同じように見えるかもしれない。


結び

とくにありませ「ぬ」。


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