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読書は宇宙だ!(読書記録をどう残すべきか?)

 何度か書いているが、今週note1周年をむかえた。1年前より、noteに詳しくなっているはずだと思いたいが、去年のほうが良い記事を書いていたような気がしないでもない。
 過去のことを振り返るよりも、前に進みたい。けれども、たまには初心を振り返ることも悪くないかな、と思って自分の去年の記事を読み返してみた。
 自画自賛になるけれども、結構よく書けているんじゃないか、と思える記事もある。もう1度掲載してみる。去年掲載したときは、「スキ」が一桁だった。
 1年前と今では、フォローしているクリエイターもフォロワーの方もだいぶ入れかわっているから、ほとんどの方にとっては、初見だと思う。改行や誤字脱字を訂正したほかは、そのまま掲載してみる。
 


 宇宙は広い。しかし、宇宙は頭の中にスコーンと入ります。川上未映子さんのエッセイのタイトルのパクりです。頭の中が宇宙空間と同じくらい広いならば、どこかに置き忘れたら、探すのが大変だ。

 読書好きなら、ふと、どこかで読んだ言葉が思い浮かぶことがある。あれ、どこで読んだんだっけ!?

 そんな記憶の迷子が、頭の中をさまようことがないように、私は読書記録をつけています。

 記録する内容は、多すぎても少なすぎてもダメ。もう20年くらい続けていて、今年、「読書記録」は、ちょうど50冊目になりました。最初のころは、目次やら、気に入った箇所を書き写したりしていましたが、本によっては、全部写したくなり、際限がなくなるので、必要最小限のことだけ書くことになりました。

 今ならスマホでもいいのですが、基本的に私は手書きが好きなので、手のひらサイズのメモ帳を使っています。以下、私が実践している「読書記録」に記していることを紹介します。

・その本を初めて手にとった日付。
・その本を読み終えた日付、あるいは途中で挫折した日付。
・著者の名前、作品のタイトル、出版社の名前、初版が出た年月日。
・「面白かった」あるいは「つまらなかった」というような「主観的」な感想を一行で書く(*あくまで自分がどう思ったかが大切なので、ベストセラーかどうかとか、他人の評価といった「客観的」なことは重要ではありません)。

 以上が「必須事項」です。気が向いたら、図書館で借りた本なのか、それとも、どこの書店で購入したか、を書くこともあります。
 「面白い」本の場合は、気に入った所を、3つくらい(1つ一行くらいにまとめて)記録しています。

 全部書こうとすると、逆に印象に残りにくくなります。敢えて、3つ程度に禁欲しておくくらいがちょうどいいと思っています。

 全部気に入ったなら、手元にその本を置いておけばいいだけなので。
記憶の呼び水( 記憶のタグ )としては、以上のことだけで充分だ、と思っています。

 あくまでも、「主観」が大切です。自分が本当に何に興味をもっているのかって、自分でもよくわかっていないなと、気づくこともできます。また、夏には「短編が多いな」とか、冬には「長編が多いな」とか、自分の癖に気づくこともあります。

 読書って人それぞれ違うもの。だから、私が書いたことも、あくまで私の「主観」です。

 あなたがあなたにとっての、主観に従っていけばいいと考えます。これを言ったらお仕舞いですが、本はどう読んでも、自由ですよね。


要約すると



手のひらサイズの「メモ帳」を用意する。

読み始めた日付および読み終わった日(あるいは「挫折」した日付)を書きとめる。

作者名・タイトル・出版社名・出版された日付(たいてい本の一番後ろのほうに記載されています)を記入しておく。
図書館で借りた本で、現在は手元にない本の場合、あとで探しやすくなります。

「面白かった」か「つまらなかった」かという「主観」を書いておく。再読の機会がある場合、評価が変わっていることもあります。読むタイミングによって、自分の考え方が変化したことを把握するのに役立ちます。

読んだ内容をあえて「3つ」にまとめる。「記憶の呼び水」になることが目的なので、詳しく書いておく必要はない。

ここに書いたことは、あくまで「私の方法」なので、あなたにとっての正解ではないかもしれません。イラストが得意ならば、一冊の本を読んだら、1枚のイラストに描いてみるのもいいかな、と思います😃💕。


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