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読書 | 緒真坂(著)、1979年の夏休み / 下半身の悪魔

 先日お会いした緒真坂先生の著書をさっそく読んでみました。


⚠️この記事は、1日では書けないので、少しずつ書き足しながら書きました☺️。


 ちょっと時間がなかったので、短いお話の「下半身の悪魔」、「ボン・キュッ・ボン」と、あとがきの「三ツ矢サイダーと夏の青空」から先に読みました。


 これから「1979年の夏休み」を読むところ。
 💡その前に、今、プレゼントしていただいたCD-Rを聴いています☺️。

 ドビュッシー、ジャニス・ジョプリン…と順番に聴いていたら「🎵ヌルヌル🎵維持中🎵」と聞こえてきたので、びっくり❕。
 タイトルを見たら、T・レックス「メタル・グルー」でした😊。いきなり「ヌルヌル」だったのですね(/-\*)❤️。

 この曲は以前、😎タモリ倶楽部の「空耳アワー」でききました💝。「ヌルヌル維持中」の映像が何度も脳内で再生されました😄。実際に曲も何回も再生してしまいました。

🎵ヌルヌル維持中🎵

 このイメージで小説を読んでいいのか?、と迷ったので、時間をあけてから読むことにしました。笑い🤣が止まらなかったし(😣)//✨。


ピアノの音色と軽い地獄

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 「ピアノの音色と軽い地獄」を読む。短いお話だが、この話は好き💝。
 個人的なことだが、私はピアノ🎹を小学生の頃に習っていたことがある。姉がやっていたので、巻き込まれた。
 もしも姉がうまくピアノを弾けていれば、こんなことも起こったのだろうかとちょっと想像した😊。
 憧れは憧れのままで、幻想に変わらなければいいのですが、軽い地獄になるのが普通かもしれませんね。


1979年の夏休み

 この本に収められている小説の中では一番長い作品だが、読み始めたら、あっという間に最後のページまでたどり着いていた。
 登場人物の「ジャニス」との出会いのような経験は、多くの人が経験することかもしれません。もちろん、この物語ほど劇的ではないにしても。読者自身にとっての「ジャニス」を思い浮かべながら、この作品を読むだろうと思いました。

 なんとなくですが、カズオ・イシグロの「日の名残り」を思い出しながら読みました。

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 物語の内容には、これ以上踏み込むことは避けます。

 物語の前半のほうで、プルースト、フィールディング「トム・ジョウンズ」、スターン「トリストラム・シャンディ」などの文学作品が登場する。いつか読みたいと思いつつ、いまだに読んでいない本ばかり。ぶ厚い本ですよね😊。
 唯一、スターンの「トリストラム・シャンディ」のPenguin Classics版は手元に持っている。かなり変わった本ですよね。英語の勉強のために何年か前に買って、パラパラとめくった程度。あとで読んでみようかな、と思いました(読めないかも、ですが)。

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 ちょっとだけ引用します。
 p51のジャニスの言葉から。

「。。。本を読むことに本を読むこと以外の目的を設けてはいけないような気がするのよ。勉強のためだとか、研究のためだとか、教養のためだとかさえ、不純物が混じっている気がする。本は読みたいから読む。音楽だってそう。聴きたいから聴く」

 私自身のことを振り返ると、日本語で小説を読む時にも、多少「勉強のため」という不純物が混じっていることが多い。もちろん一度目に読むときは「楽しみ」として読むのだが、読み終わったら、英訳がある本なら英語で読んでみよう!と思ってしまう。

「あの日本語の表現は英語ではなんていうのだろう?」と気になってしまって。

 特に英語で読むときは、物語のスジよりも「文法的に面白い表現」とか、「面白い言い回し」を採集するかのように読んでしまう。
 そのままの形で使うことはないが、自分でエッセイなどを書くとき、同じような表現でも、置く場所によって、違う意味合いで使えるのではないか?なんて考えながら。

 小説を読むときは、それ以外の目的がないほうが純粋に楽しめるのかもしれない、と少し反省しました🐒。

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その他に漠然と思ったこと

 小説を読むときに、いつもふと思うことがある。
 この作品は「絵画的な作品」か、それとも「音楽的な作品」かと。
 
 どんな作品にも「絵画的」な要素も、「音楽的」な要素もある。しかし、イメージとして、ドイツ文学は「音楽的」、フランス文学は「絵画的」な感じを持つことが多い。

 緒先生の文章を読む時には、漠然とした感覚として、全体的に「音楽的」だなぁ、と思います。オノマトペを使った表現が多いように感じます😊。「ひらひら」なんて面白い表現です。「ひらひらをして遊びたい😊」

 そして(しかし?)、クライマックスというか、息を飲むような緊迫した場面では「絵画的」になるのかなぁなんて思いました。


最後に

 今回は一気に読んでしまいましたが、再読するときには、ゆっくり読んでみたいと思います。細かな伏線というか、見逃している仕掛けがあるような気がしています。
 1979年に、私は何をしていたか、ということも調べてみたいと思いました😊。

P.S.

まとまりのない文章になってしまいました。無理にまとめようとすると、余計まとまらなくなるので、このまま投稿します。


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