2019しぶんぎ座流星群観察

画像1 年が明けて最初の流星群観察に行ってきました。しぶんぎ座流星群。しぶんぎ(四分儀)座は1795年にフランスの天文学者ジェローム・ラランドが設定した星座らしいですが、1922年に国際天文学連合で定められた88星座の中にはありません。現在はうしかい座やりゅう座の一部とされているそうです。 #写真 #しぶんぎ座流星群 #しぶんぎ座 #流星群 #金星 #木星 #月
画像2 場所は山梨県の浩庵キャンプ場。本栖湖の北西にあり、きれいに富士山が見えるキャンプ場です。ここにテントを張り夜を待ちました。Snowpeakのリビングシェルはスカート付きで冷気をシャットアウトしてくれますが、それでも冬は寒いので石油ストーブを入れています。他のキャンパーさんたちは薪ストーブを入れている人が多く、煙突からの煙がフォトジェニック。来年は買っちゃいそうです。 #富士山 #浩庵キャンプ場 #本栖湖 #snowpeak #リビングシェル
画像3 1月ともなると夜10時にはオリオン座が南中して朝方には沈んでゆきます。本栖湖から富士山は南東に見えるので南中する前の8時半頃が富士山の真上にオリオン座を写せるタイミングでした。富士山に近い明るい星がシリウス。画面左がプロキオン。オリオン座の赤いベテルギウスと冬の大三角を形成します。 #オリオン座 #ベテルギウス #プロキオン #シリウス #冬の大三角
画像4 今回の狙いはオリオン座を流れる流星でした。画角いっぱいに星座が写る50mmレンズと簡易赤道儀を使って2時間ほど追尾撮影しましたが、残念ながら、1枚も流星は写っていませんでした。 #オリオン座 #赤道儀 #スカイメモs
画像5 2019年のしぶんぎ座流星群のピークは、新月期で暗い夜空と条件は良いもの、残念ながら日本時間では午前11時頃なので朝方を狙うしかありません。カメラは2台体制で14mmと20mmの超広角レンズでどこに流れるかわからない流れ星を狙います。だいたい30秒くらいシャッターを開けっ放しにして、自動で何百枚も連続で取る設定にしています。レンズには自作のヒーターを巻き付けてレンズ表面に霜がつくのを防いでいます。 #D810 #D850
画像6 自動撮影中は仮眠を取り、3時頃から肉眼観察開始です。富士山と反対側は暗くて、ひゅんひゅん流星が流れるのが見えました。でも、富士山側は街明かりで明るいせいか、あまり観察できませんでした。結局ベストショットは表紙の一枚だけ。この写真は残念なことに流星が流れ始めた頃シャッターが閉じ、次のシャッターが開くまでの僅かな間は写っておらず、次のショットに流れ終わりが写ったものです。こればかりは運。構図的にもいい感じの場所に流れたのでがっかりです。富士山の上には金星が煌々と輝いていました。 #がっかり写真 #金星
画像7 日の出前には気温は-4℃まで冷え込みました。車のボンネットは凍結しましたが、レンズはヒーターのおかげで無事でした。モバイルバッテリーの電圧は5Vなので、ニクロム線の長さで出力が決まりますが、だいたい2W程度のヒーターでも十分効果があるようです。
画像8 撮影がメインなのでご飯はインスタントやレトルトでもいいのですが、最近はごはんもにも凝るようになってきました。と言ってもご飯を炊いて、缶詰や切ってきた野菜を混ぜたりするだけですが。左下のカレーはクローブやクミンなどのホールスパイスを使って作った自作のトマトサバカレーで自分で言うのもアレですがけっこう美味しいです。ホットサンドは写真写りを重視した切り方。ハンドミルで挽きたてのコーヒー豆から淹れるホットコーヒーと一緒に食べると幸せな気分になってしまします。 #カレー #ホットサンド
画像9 今回は天気にも恵まれたので、富士山をきれいに撮ることができました。富士山の魅力とは、多様な顔を見せるのにもかかわらず、ぶれないその姿にあるのではないかと思っています。低い太陽に照らされて力強く見えるときもあれば、シルエットになり背中で語ったり、グラデーションの空に包まれて妖艶な雰囲気を醸し出したり。見ていて本当に飽きません。でも、その姿はいつ見ても富士山そのもの。最近はリーダーシップ論について日々考えていますが、なんだか富士山にヒントが隠されていそうな気がします。 #富士山 #朝日 #細い月 #星空
画像10 撮影や料理をしていると、ゆっくり本を読もうと思っていた時間はなかなか取れず、いつも慌ただしい撮影キャンプ。ま、それはそれで楽しいのですが、もう少しゆっくり流れているはずの時間を楽しみたいものです。

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