CANON EOS RP ストロボを使って表現の幅を広げよう!
以前、ストロボについて書いた記事があります。こちら⬇
今回は、もう少し深掘りして詳しくお話したいと思います。
ストロボを使う場面として最初に考えるのは
暗い時間帯の撮影ではないでしょうか。
被写体を明るく撮るためにストロボを使う、
普通の使い方だとそうなりますよね。
しかし私がよく使うストロボ撮影は日中の時間帯に花を撮る時によく使います。
日中シンクロと言われる撮影方法です。
ストロボは暗い時に光を投影して被写体を明るく写すだけではなく、明るい時に使えば背景を暗く写す事も出来るのです。
原理は簡単です。カメラの設定を何も写らないくらい露出アンダーにして、そこに被写体だけに光を当ててやれば上記のような写真が撮れると言う訳です。
カメラもストロボもマニュアル設定での撮影が必要ですが、難しい事はありません。
背景を真っ暗にしたければシャッタースピードをあげてISO感度は上げずに絞り込めば大丈夫です。あとは被写体に当たる光の量をストロボで調整すればOKです。
ここで注意点がいくつかあります。
まず、被写体との距離で露出が変わる事。
近づけば明るさも増しますし、離れれば暗くなります。
懐中電灯で物を照らす時、近づけば明るいし
離れれば暗くなるのと同じで、構図によって設定も変わると言うことです。
次に、使うカメラによってシャッターの同調速度が違う事。私が使ってるCANON EOS RPは1/180までで、それ以上はシャッタースピードを速くする事はできません。しかしこれはTTLという機能を使う場合で、TTLとは適正露出になるようストロボの発光量を自動でコントロールしてくれる有難い機能なのですが、TTLで撮影すると制限が出来てしまうので、カメラもストロボもマニュアル設定が必要であると先程書いた訳です。シャッタースピードを速くしたい場合はハイスピードシンクロ機能と言うのがありますので、それをONにする事をお忘れなく。
前置きが長くなりましたが
では、何枚か作例をお見せします。
(作例と言うほどではないのですけども‥💦)
ストロボ無しとストロボ使用の
二枚一組でご覧下さい。
カメラはCANON EOS RP
レンズはRF35mm F1.8 MACRO IS STM
ハーフマクロなので結構寄れるレンズです。
ストロボはメーカー不詳のamazonで8000円くらいで購入した安っすいヤツです。笑
一応、ガイドナンバー58あります。
カメラとストロボの設定も記載しますので
ストロボ初心者の方は参考にしてみて下さい。
まずこちら。
ストロボ無し、カメラの設定はオート
次はストロボ使用。
同じ時間と被写体でもこんなに違います。
ストロボ無し
ストロボ使用
ストロボ無し
ストロボ使用
ストロボ無し
ストロボ使用
ストロボ無し
ストロボ使用
ご覧頂いた写真は全てjpeg撮って出しです。
手持ちだったので若干構図のズレがありますがご勘弁ください。
曇りだったのでシャッタースピードは
1/200くらいで丁度良かったですが
晴れだったらもっと速くなりますね。
日中シンクロで花を撮る場合は
シャッタースピードで背景の暗さを調整して
ストロボの光量で被写体の露出を決めます。
絞りは被写体全体にピントを合わせたいのでほとんどf14固定です。
作例がイマイチなのでストロボの魅力が伝わりにくかったと思いますが、日中シンクロで撮るとカッコイイ写真が撮れてなんだか上手くなったような気になっちゃいます。笑
雪の日の撮影にもストロボは活躍しますね❄
使い方さえマスターしてしまえば純正品のストロボじゃなくても何ら変わらなく撮影出来ます。この記事を読んでくださってストロボ未経験の方はこれを機にストロボを使った撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回はストロボの魅力を書いてみました✏
最後までご拝読ありがとうございました。
~Today's gear~
CANON EOS RP
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
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