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サラリーマンからフォトグラファーへ!スポーツ業界と共に成長していくフォトグラファーに|フォトクリエイト「撮影のお仕事聞いてみた」

フォトクリエイトで、スポーツ撮影を中心に、幼稚園・保育園のイベント撮影も行っている佐渡一翔さん。

佐渡さんは、フォトクリエイト以外に、グルメや美容系の仕事も請け、幅広いジャンルで活躍されているフリーランスのフォトグラファーです。

佐渡さん撮影の写真

今回は、サラリーマンからフォトグラファーへの転身や、フォトグラファーとしての今後の展望を聞かせていただきました。

佐渡 一翔(さわたり かずと)
東京都墨田区出身。1999年生まれ。高校を卒業後、サラリーマンとして勤務。趣味のテーマパーク通いがきっかけで写真好きに。その後、未経験からフリーランスのフォトグラファーとして、「みんなが主役」をモットーに活動中。
ポートフォリオサイト:https://www.kazutosawatari.com/

サラリーマンからフォトグラファーへ転身

──
フォトクリエイトに参加したきっかけを教えてください。

佐渡さん
商業系の高校を卒業し、サラリーマンとして4年間働いていて、その頃はテーマパークに通い趣味で写真も撮るようになっていました。

サラリーマンとしての将来に希望が見えなかったので、趣味で撮っている写真を仕事にできたらいいのではと思い、求人サイトでフォトグラファーの募集がないか探しました。

小学生の時にサッカーや水泳をやっていて、中学でも水泳は続けておりスポーツに興味があったため、フォトクリエイトの運動会の写真を撮るフォトグラファー募集に応募。

休日はマラソン大会やバスケの撮影を行い、平日はサラリーマンとして働く生活をしていました。

──
サラリーマンとフォトグラファーを両立されていた時期があるんですね。

佐渡さん
はい。しばらくは両立していましたが、フォトグラファー1本で食べていけるようになろうと思い、会社を辞めてフリーランスになりました。今、フリーランスになって3年目ですが、とても充実した日々を過ごしています。

フリーランスに限界はないんですよね。

僕が働いていた会社では出世したとしても、いける先は決まっていて、、、
でもフリーランスなら、自分のやり方次第でどんなことでもできる。
そこがとても魅力的ですね。

「かっこよさを、あったかく撮る」フォトグラファーの原点は家族


──
昔からカメラに興味があったのですか?

佐渡さん
祖父が写真好きで、浅草に散歩に行って写真を撮ったり、家族の写真を撮ったりしていたので、カメラは身近な存在でした。

祖父が撮った写真が写真展で入賞したことがあって、その時の写真は実家の階段に飾ってあります。飾ってある大きい写真は、昔も今も階段を登るたびに目に入ってきて、つい眺めてしまいますね。

高校生のときに、祖父がカメラを僕にくれたんです。

そのカメラを持って、友達とテーマパークに行き、ショーの写真を撮ったのが僕のフォトグラファーデビューだと思います(笑)
自分で撮った写真を、スマホの壁紙やSNSのアイコンにしていました。

──
ご家族の写真を撮るときもありますか?

佐渡さん
実家に帰った際には、父の手を撮っています。

朝、コーヒーを挽いたり、家庭菜園の枝豆を切っていたり、なにげない生活をしているときの父の手がかっこよく見えるんです。

手のシワって、その人が生きてきて辛かったことや大変だったことを乗り越えた象徴のように思えて…つい写真を撮ってしまいます。

佐渡さんが撮影した、お父様の手の写真

レギュラー選手も、控えの選手も、“みんなが主役”


──
フォトクリエイトでは、どのような写真を撮られていますか?

佐渡さん
バスケやバレーのグラフィックブックも撮りますし、マラソン大会の声掛けフォトも撮ります。

フォトクリエイトで最初に写真を撮ったのはマラソン大会でした。

何万人もいるランナーを初めて見たときは驚きました。初めてのことばかりで、ゴールした人をただひたすら撮るので精一杯でしたね。

フォトクリエイトは、3.8万人が参加する大きなマラソン大会の写真も撮るんですが、一番の売りは誰一人撮り漏れがないことです。

100人くらいのフォトグラファーが現地で写真を撮る一大イベント。

マラソンを走り終えてランナーズハイでになっている方が、「こっちも撮って!」「イエーイ!」と満面の笑みをカメラに向けてくれる。
とてもやりがいのある瞬間です。

佐渡さん撮影の写真

──
バスケやバレーの写真を撮る際に、気をつけていることはありますか?

佐渡さん
試合に関わっているみんなが主役だと思って撮影しています。

ボールを追う姿、シュートする姿の写真も大事ですが、試合でがんばっているのはレギュラーメンバーだけじゃない。ベンチで応援している人も、ベンチに入れず二階席から応援している人も、みんなで一つのチームなはず。

そして保護者の方や先生など、支えてくれている人がたくさんいて大会が成り立っていると思うので、一人ひとりにカメラを向けるようにしています。

──
選手たちから言ってもらえた嬉しいお言葉などありますか?

佐渡さん
写真を購入してくれた方が記入できるアンケートがあるんですが、そこに写真へのメッセージを書いてくれる方がいます。

大会に込めた熱い想いと共に、「あの瞬間を撮ってくれてありがとうございました」という感謝の言葉をいただいたことがあって、とても感動しました。

あと一点で負けてしまった時、ベンチでウルウルして今にも泣きそうな表情、試合に勝って抱き合って喜んでいる姿、引退の瞬間など、喜怒哀楽すべてを記録として残してあげたいと思っています。

今から発展していくスポーツ業界を、写真で盛り上げるフォトグラファーになりたい


──
これからの目標を教えてください。

佐渡さん
バスケの写真を撮る機会が多いので、もっと大きな大会でも活躍できるフォトグラファーになりたいです。

Bリーグはこれから発展していくところ。アジア大会などで写真を撮れるようになったら最高ですね!

そのためには、もっとスキルを高めるためにセミナーに足を運んだり、人脈を広げていったりしようと思っています。

──
活躍の幅をさらに広げられそうで楽しみですね。それでは最後に、これからフォトグラファーになりたい方へ一言お願いします!

佐渡さん
フリーランスでフォトグラファーをやっていくのは、アクシデントやトラブルも在り得るので簡単ではないです。一人で撮影を任されているときには、自ら決断して対応していく強い心も必要。

でも、フォトクリエイトでは最初は先輩が一緒に撮影についてきてくれて、色々と教えてくれるので、安心してフォトグラファーへの道を進めます。
今までの参考写真を見せてくれたり、撮影場所の確認を一緒にしてくれたり、きめ細やかなサポートをしてくれるので大丈夫。

フォトグラファーになってみて、少しずつ依頼してもらえる仕事が増えてくると、僕でもこんなに人の役に立てるんだって嬉しくなります。
その感覚をぜひ味わってみてほしいです。

すべては、自分が決断する勇気にかかっていますよ。


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