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あなたは本当に心と体を使えていますか?

『物質と精神を繋ぐ
 フォノグラムー音の図形』
https://onyology.com/books-phonogram/

初めての、本の解説記事です。
まずフォノグラムってなんだ?という話からになります。本の《まえがき》に、その発端と目的が書かれています。
その中で自分に引っかかったのは、現代社会の学習についてでした。現代人は知識を蓄えることを勉強だと考えている事。またどこかにある正解を欲しがるか、存在する正解を繋ぎ合わせをする事が、当たり前になってしまっている。本来は自分のしらない事柄に向かって、1つ1つ自分で切り開いていく事が学びであり、新しい事象を発見して行く事が、科学であるべきという内容があります。
私も怠惰な性格なんで、出来るだけ苦労がない正解を欲しがるタイプです。
しかし、フォノグラムを学んでいく内に「《苦労をする》という正解までの行間が学習で、試行錯誤の末に自分の腑に落ちた時に、それが喜びになるんだなぁ( ˘ω˘ )。」と少しずつ実感しています。
なぜ勉強がつまらないのか?自分を突き動かす衝動は何処から来るのか?が観えてくる面白さが、フォノグラムにはあります。
ですから、ここの解説は今の時点で自分なりに説明できる所を、実体験を踏まえて書いていきます。
フォノグラムの本の内容を、かみくだこうとするアプローチが、これからフォノグラムを体験していく、みなさんの手助けになればと思います。

《第1章1節》
1、フォノグラムとは何か?
小野田氏は楽器制作、東洋医学、数学をキーワードに研究されていました。
未だ謎とされているバイオリンの形は、音によって決められると説明されています。
具体的にはフォノグラムという「音の図形」を使って、作業を進めて行きます。
その導入の説明がここでは書かれています。

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