日経平均５４８円高、６営業日ぶり大幅反発

１０月５日（木）の日経平均は
前日比５４８円高の３１，０７５円
と６営業日ぶりに大幅に上昇しました

４日（水）のＮＹダウは
１２７ドル高の３３，１２９ドル
と４営業日ぶりに上昇しました
民間雇用サービス会社が発表した９月の雇用リポートにおいて
雇用者数が市場予想を大きく下回ったことから
労働需給ひっ迫によるインフレが続くとの見方が後退しました
これまで上昇を続けていた長期金利が下げに転じ
金利に対する割高感から売られていた株式を買い戻す動きが強まりました
ただ
９月末に成立した「つなぎ予算」の期限（１１月半ば）以降について
追加予算が成立していないことから
長期金利が再び上昇する可能性が懸念され
ダウは下落する場面もありました
ナスダック総合株価指数は
１７６ポイント高（１３，２３６ポイント）と１％超上昇しました

米国における金利上昇一服と株式相場の大幅上昇を受け
東京市場でも株式を買い戻す動きが強まりました
これまで下落していた半導体関連や自動車を中心に
幅広い業種の銘柄が買われ全面高となりました
日経平均は前日までの５営業日間で１，８４５円下落していたことから
短期的な反発期待の買いが増えたことも相場を押し上げました
東証プライム市場における値下がり銘柄数は僅か９７銘柄でした
（値上がり数：１，７２５）
業種別指数（東証３３業種）は
鉱業を除く３２業種が上昇しました
サッポロ＜2501＞が２０１３年以降の高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
１８ポイント高の１，１０９ポイント
と６営業日ぶりに上昇しました
寿スピリッツ＜2222＞（地域限定菓子）
ＡＮＹＣＯＬＯＲ＜5032＞（Ｖチューバー管理）
エコナビスタ＜5585＞（介護施設見守りシステム）
テラプローブ＜6627＞（半導体テスト受託）
前日引け後に好調な月次動向を発表した
スマレジ＜4431＞（飲食店向けＰＯＳアプリ）が大幅に上昇しました