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日経平均483円安、週間では924円下落

23日(金)の日経平均は
前日比483円安の32,781円
と前日に続き大幅に下落しました


22日(木)のNYダウは
4ドル安の33,946ドル
と4営業日連続で下落しました
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が
前日の下院証言に続いてこの日も上院で追加利上げが必要との認識を示したことから
金融引き締めの継続が景気を悪化させるとの懸念が広がり
株式が売られました
ネット・ソフトウェア株が売られ
S&P500指数(16ポイント高:4,381ポイント)
ナスダック総合株価指数(128ポイント高:13,630ポイント)
ともに上昇しました


米国における半導体株高を受け
東京市場でも関連株が買われ日経平均は上昇して始まりました
ただ
その後、株式を売る動きが広がり
日経平均は一時は前日比689円安(32,575円)まで下落しました
米国のほか欧州を含む主要国では金融引き締め継続が景気を押し下げるとの懸念が強く
中国においても景気の先行きに不透明感が広がっています
世界景気の悪化が日本の主要企業にも悪影響を与えるとの不安が
日本株の売りに繋がっていると推測されます
日経平均は年初から4月までは27,500円近辺で推移していましたが
4月以降急騰していたことから
株式の下げ材料には敏感に反応して利益確定の売りが増えたと思われます
丸紅<8002>が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では924円(2.7%)下落しました

東証スタンダード市場指数は
4ポイント安の1,111ポイント
と前日に続き下落しました
コメ兵<2780>(ブランド品のリサイクルショップ)、テラプローブ<6627>(半導体テスト受託)
Macbee Planet<7095>(データを活用したネット集客支援)が上場来高値を更新しました
スタンダード市場指数は週間では6ポイント(0.6%)上昇しました

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