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ダウ急落も日経平均135円高

3月8日(水)の日経平均は
前日比135円高の28,444円
と4営業日連続で上昇しました


7日(火)のNYダウは
574ドル安の32,856ドル
と5営業日ぶりに大幅に下落しました
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が議会証言において
利上げ幅の拡大と長期化を示唆しました
金融引き締めの強化が景気を悪化させるとの見方が広がり
景気の影響が大きい銘柄や消費関連ほか
幅広い業種の銘柄が売られました
ナスダック総合株価指数は
145ポイント安(11,530ポイント)と前日に続き下落しました


米国における金融引き締め強化と株式相場の急落を受け
東京市場も売り先行で始まりました
ただ
日米金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが進み
1ドル=137円台後半へと
前日(136円近辺)に比べ円安ドル高となったことから
精密、機械、電機など外需依存の大きい銘柄が業績改善期待から買われました
訪日外国人の増加期待から
電鉄、百貨店を含む小売、空運が上昇しました
建設、食品、不動産など内需株も買われる銘柄が目立ちました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は1,237銘柄と
値下がり数:521を大きく上回りました
住友商事<8053>、三井住友<8316>が2013年以降の高値を
日清食品<2897>、セブン&アイ<3382>、丸紅<8002>
三井物産<8031>、三菱商事<8058>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
1ポイント高の1,069ポイント
と4営業日連続で上昇しました
テラプローブ<6627>(半導体テスト受託)が13年以降の高値を
アイル<3854>(中小企業・店舗向け販売管理システム)が上場来高値を更新しました

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