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米金利低下→円高受け日経平均200円安

週明け12月4日(月)の日経平均は
前週末比200円安の33,231円
と前週末に続き下落しました


前週末1日(金)のNYダウは
294ドル高の36,245ドル
と4日連続で上昇しました
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が大学イベントにおいて
利上げ停止について直接的な発言はしなかったものの
現状の政策金利について「引き締め的」と述べたことから
利上げ停止に対する期待が高まりました
サプライマネジメント協会発表の11月の製造業景況感指数が市場予想を下回ったこともあり
長期金利が低下し
金利に対する割高感が薄れた株式を買う動きが強まりました


前週末の米国長期金利低下を受け
週明けの外国為替市場では
円買いドル売りが進み
1ドル=146円台へと前週末の午後(148円台)に比べ円高が進んだことから
東京市場では
輸送用機器をはじめとして海外売上の大きい銘柄が売る動きが強まりました
日経平均は一時は前週末比408円安(33,023円)まで下落しました
業種別指数(東証33業種)は
海運、不動産、小売り、情報通信の4業種を除く
29業種が下落しました
ただ
景気の影響が小さい銘柄や
非製造業を含む内需株の業績は総じて堅調であることから
下落局面では株式を買う動きが強まり
日経平均は下げ幅を縮小しました

東証スタンダード市場指数は
1ポイント高の1,164ポイント
と上昇しました

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