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旧帝大の博士課程の学生が論文をノートにまとめる際の書式を公開します。

ローテーション論文のノートの書式

(1)書誌情報
・著者「論文名」(編集者『所収文献名』出版社、発行年月日、所収論文)

(2)対象
・文献、人物、思想、現象、先行研究など……を対象として、

(3)分析方法
・分析、比較、批判、再検討など……によって、

(4)主張・指摘
・筆者は~であると論じている。/~と指摘している。

(5)覚えるべきこと
・同論文の中で筆者が~と言及/指摘していることは特記すべきである。

(6)キーワード
・キーワードを列挙

(7:オプション)関わり
・読者である自分の問題関心とどのように関わるのか必要があれば記載する

以上の書式に基づいてA4一枚(余白:狭い、字の大きさ:10.5ポイント、フォント:游明朝)にまとめる。

上記の観点から要素を抽出するに留めること。詳細に書かなくともよい。

枯野の読書メソッドである「指読書」についてはこちらをご覧ください。

令和三年三月二十五日 枯野

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