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心あらずじゃ癒されない

りあです。「体をどんなに癒しても、心が癒されないと疲れは溜まる」ということをようやく理解しました。遅い。なんという遅さでしょう。

多分、いわゆる「未病」の手前なのだと思う。心身症といいますか。「病院に行くほどのものではないが、健康ではない」みたいな。

心身症とは、身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子(いわゆるストレスなど)が密接に関与し、器質的障害(例えば胃潰瘍いかいようなど)ないし機能的障害(例えば過敏性腸症候群など)の認められる病態をいいます。ただし、神経症やうつ病などほかの精神障害に伴う身体症状は除外すると定義されています。

近畿大学病院HPより引用

おかげさまで(?)毎晩夜な夜な起きてしまうし。「このままじゃダメなんだけど、どうすれば」みたいな気持ちを抱いてしまうし。「この状況を抜け出したい」と常に思っているし。

そんなこんながたまり溜まって、現在の私はまさに未病手前です。そこで、私はやってみたんですよ。ヨガ(再び関節を痛めないように、ゆるめの)とストレッチ。マッサージ。などなど。

正直に言っておきますね。ジャンプスクワットにバーピーにジャンピングジャックスなどなどをやっていました。という具合に筋トレははしゃいでやってしまっている感があるので、私が「大人しく、体の養生に努めました」とはいえません。ごめんね私、筋トレ好きの私がステイしなかったの。

それはさておき、それなりに体のケアをしました。ちゃんとストレッチしたし、筋肉を触っても「い、岩のようだ…!」みたいなことはない。ちゃーんとケアされている肉です。

たまに、マッサージを私は受けに行きます。ロミロミにタイ古式マッサージに、カイロプラクティック。ドライヘッドマッサージ。「あ、これは癒しが必要だ!」と思ったときに駆け込むスタイル。本当は定期的に行くのが望ましいとは知っていますが…!

いろんなところに行くけれど、そして不調を訴えるけれど、言われるのは「他の人よりもちゃんとケアされている体ですよ」。肩こりだって、もう手の施しようがないくらいではないし。ちゃんと前屈だってできる。「よろしい!」と言われるくらいの体です。

どうしてだろう、そう思う日々が続きました。体の具合は悪くないのに、いつも眩暈しているし、疲れているし。ケアだってやっているのに。

ふと「マッサージをするときは、自分自身の体に『ありがとう』と言うようにやってください。毎日働いてくれている体です。ちゃんと愛してあげてください」という、アーユルヴェーダのあれこれを学んでいる際に聞いた言葉を思い出しました。

私、全然そんな気持ちでマッサージしていなくて。「塗りこめオイル!」みたいなノリでやっていました。ストレッチだって、「伸びろ私の筋肉!」みたいな。リラックスのリの字もなければ、Rさえないかもしれない。

寝る前のストレッチで、癒しの音楽かけて、キャンドルをつけて、「がんばったぁ~えらーい」と、のびのびやってみたんですよ。マッサージだって、撫でるように何度も擦って。

そうしたら、なんだかいつもと違うんですよね。表現はできないけれど「私、えらいじゃない」みたいな自己肯定感が沸いたり。すっきりした感があったり。とにかく、違ったんですよ。

「何事も、ちゃんと心を込めてやらないといけないんだなぁ」ということが分かりまして。どんなにストレッチをしたって、マッサージをしたって、心あらずで、行為だけを繰り返したって、良いことはないんですよ。そりゃ、柔軟性とかは身につくけれど。

「心って大事なんだなぁ」と改めて思います。心を込めて体をケアすると、もっと良い効果が表れるでしょう。

どうしても心と体って切り離して考えてしまうじゃないですか。でも、いろんなものはすべてつながっていて、どれかが欠けると全部崩れていく。ひとつ治しても(直しても)、元通りにはならないんですよね。

いやはや、心って大事ですね。目に見えないからこそ、ぞんざいに扱ってしまうのかもしれません。

みなさま、どうぞご自身の心に優しくね。

Have a heart-warming day.

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