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ロシア語勉強と楽しさ。

 380回目です。φです。

 今日、気温がすごく高かったみたいですね!私の部屋は30℃もありました。

 そんなことに気づかず、ベッドで毛布被って勉強していたらダウンしていたようです。多分熱中症。私の得意技の熱中症。

 最近はスマートフォンでも、温度が高くなるとクールダウンを勧めてきます。Yahooアプリか何かで。そう考えると、私はもうAIとかに負けている予感しかしません(笑)

 夏場にエアリズムと間違えてヒートテック着ちゃうし、なんというか…あ、もちろん逆もあります(笑)

 南半球と北半球の国を行き来する渡り鳥になった方が、私は生き延びられるんじゃないかなぁ。ずっと冬を過ごせるって最高じゃないですか?冬好きにとっては、ですが。

 気温が急に変わるので、みなさん体調管理にはお気をつけて~。

 さて、母の日用に作ったプリンを本日渡したところ、色々ありまして「母の日はどっか旅行しておこう」と決意した私ですが、おかげで語学勉強への熱が再び燃え上がりました。逃亡だー!

 それでは、今日は勉強について書いていこうかなぁ。難しいけど、ふとしたときに面白さに触れる。


 勉強って好き嫌いがすごーく分かれると私は思っています。好きな人は好きだし、苦にならないし、学びたいことがたくさんある。

 反対に、嫌いな人は死ぬほど嫌いだし、苦痛で仕方がないし、早く勉強からさよならしたい。

 必要ならする、必要じゃないならしない。という人もいるかもですね。割り切っている辺り、すごーく嫌いではないのかなぁと私は勝手に思っています(笑)

 嫌いになったきっかけを持つ人もいれば、とにかく嫌いな人もいる。面白いものです。誰もが通る道なのに、なかなか同じにはならない考えというか、なんだろう。価値観でもないような…単純な気持ちなのかなぁ。

 私は勉強は苦にならない、というタイプでしたが、好きなことやっていくうちに「私って勉強好きなんだー」と分かった感じですね!「勉強家だね」と言われて「…そうなのかも?」みたいな(笑)

 学び続けることで、新しい視点から前知っていたことを改めて見ることができるし、新しい領域を学んだことで累乗して知識がつくこともある。面白いものです。全く関係のないもの同士が繋がったりして、勉強することは引き出しを増やすことかもしれないな、と私は思っています。

 私は今英語を勉強しつつロシア語に手を出しているわけです。不純な理由で。ふふふ。

 ロシア語って正直、何言っているのかさっぱり分かりませんでした。まぁ今でも分かるわけじゃないし、文法メインで勉強している基礎の基礎な感じですが。文字を見てもキリル文字だし、発音の仕方すら分からないし、「どれが主語?」という状態。

 キリル文字って顔文字に使われがちなやつね~!くらいの認識だったんですよ私。

 Ж(ジェー)、これなんてぱっと見スパイダーマンのシンボルっぽいし。

 д(デー)、顔文字の口で使われているやつだし。

 И(イー)、Nの逆だし。

 Ю(ユー)、ハングル文字っぽいし。

 Щ(シシャー)、棒グラフだし。なんか下から生えてるし。

 …なんてひどい主観的意見(笑)

 こんなさっぱり分からない状態から勉強しているロシア語。一応は単語の発音は分かるようになったし、すごくシンプルで簡単な文の構造は分かるようになった。単語覚えてないけど。

 私がロシア語の本を買って、自分が思ったよりは熱心に勉強している理由は、ロシア語の音ってすごく綺麗なんです。ロシア語の歌を聴いて、詩の朗読を聴いて、「なんか好き!」ってなりました。

 あ、これだけが理由じゃないですよ~不純な動機、がメインですから(笑)

 私は言語に興味があるので、色々な言語を一通り紹介するCDで「え、これ挨拶?何語?何言ってるの?」という状態で何回も耳にしました。流しっぱなしだから、どこで何語が始まっているとか気にしていませんし、気に入ったら止めて確認する、という感じ。

 それで「ロシア語っていいな!」って思いまして。その気持ちを放置していたのですが、ふと聴いたときにやっぱり好きで。手を出してしまったわけです。あと噂の「日本語には訳せないくらい酷いスラングがある」という面白い側面にも興味を持ちまして…どんなに酷いものか、見てみたいと思ったしね!

 で、音です。ロシア語の音。表現できないけど、すごく私を惹きつけるものがありまして。

 単語を勉強して、変化を勉強して、ついにやってきました形容詞。…で、ついに「私が好きな音はそういうことか!!!」となったわけです。これは筆者さんの書き方もまた素敵でして…私、黒田龍之介さんの本が好きなんですよね。彼の本で勉強しているので、もう面白くてたまらない。

 ちなみにこれです。値段が…私が買った値段の数倍あるのはなぜでしょうね…?

 さて、私が飛び上がる程嬉しくなった一文をご紹介。

女性名詞はаあるいはя、中性名詞はоあるいはеで終わるのでした。ピッタリと一致しています。ということで、ロシア語って韻を踏んでいる詩のような文法を持っているのです。なんか、美しいなあってかんじちゃいますよね。

 はい、女性名詞とか中性名詞って何?と思う方もいらっしゃるとは思いますが、そこはスルーというか…お気になさらず(笑)

 韻を踏んでいるからこそ、あの響きがあるのか!と私は嬉しさのあまりベッドの上でジャンプしたわけです。足首ひねるかと思ったけど。

 ううむ難しい。分かったけど難しい。さすが難解な言語と言われるロシア語…。などなど、楽しいながらに難しさを感じていた私ですが、この一文で謎が解けて、やる気が再び。韻を踏んだ言葉、ぜひ深く学びたい!と思うんです。

 語学に関わらず、勉強ってそんなものだと私は思います。

 難しい、やめようか、ちょっと分かるのに。そこでやめてしまったら、それで終わり。けれど、そこを乗り越えた先に、「あ、そういうことか」とすっと入ってくる瞬間がある。

 そこで理解して、掴めるようになったら、興味を持ち続けることができたら、「あのとき、なんで分からなかったのかな~」になる日が来るのです。面白いでしょ。私はすごくこの瞬間が好きです。

 英語では、私は後悔を表す助動詞の使い方が「分かっているけどよく分からない」という状態でした。矛盾してますねぇ…。

 I should have、I should not have、I could have、…分かるけれど、なんだかよく分からない。私は後悔なんてしないから分からないし、一生使わずに生きてみせるぜ!なーんて思っていました。思い切った決断でしょ(笑)

 しかしながら、それでも「いや、使わないけど知っておいた方がいいだろうし、知っておきたいし、ううむ…」と色々なところから参考になる例文を調べてみたり、解説を読んだりしました。その結果、「あ、分かった。私は何に躓いていたの…?」となっているんですよね現在。

 この自分に勝ったというか、ついに自分のものにしたというか。この瞬間が最高なんですよね。これは勉強でしか得られない、と私は自分ではそう思っています。他のものでもあるかもしれないけれど。

 勉強は、楽しいです。私も嫌いな勉強はありますよもちろん!図形とか。確率とか。ええいそんなみみっちい!なーんて思っています。確率じゃない、勝つか負けるかだ!と豪語していましたよ私。よく分からないもの確率の問題(笑)

 嫌いなものも必要ならやって、楽しい勉強に目を向けて、バランスをとってほしいな、と思います。嫌いなことばかりやっていたら、勉強そのものが嫌いになってしまいます。自分に合う勉強、学問の範囲を楽しく学ぶ。それで、他のものは「脳トレだからぁぁぁ」くらいの気持ちで良いじゃない。無理に好きになる必要はない。

 今勉強ができない環境にいる方、お子さん、いらっしゃると思う。ぜひこの機会に自分の好きな勉強を見つけてほしいし、楽しんでほしい。最初に興味を持ったものって、やっていくうちに自分が求めていたものに出会えますよ。…まぁ出会えなくて「完全に見誤ったー!」だってあるけどね!もう鳥肌立つくらい合わないと思ったとき、そのときは次へGO(笑)

 勉強=苦痛、という人が少しでも減ってほしいな、と思います。自分が好きなことって絶対にあるはずですから。

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