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就活(完)振り返り。

こんにちは。お飾理系学部生のnoodle-manです。

3月から就活解禁という事で私も就活しておりましたが、先日ようやっと就活終了しました。

就活を始めた理由

理工系って4割近くが大学院進学するそうで、理系なら大学院行かないの?と聞かれる事も少なくないので、やっぱり行っといた方がいいのかなあと入院(大学院に進学)するか否かで迷っておりましたが、できるだけ早くお金稼ぎたいという思いがあったので就活する事に決めました。それに周りに合わせて入院してもあまり良い事無さそうだと感じたのも理由としてあります。

就活中感じた事

実際に就活していて思ったのが、就活はお金と時間がかかる事は勿論、精神的な拘束力が高いという事です。周りがやっているからちゃんとやらなきゃいけないという様な圧迫感、就活とは全く関係ない事をしていても強制的に意識を向けさせられる様な束縛感、個人的にあれはお金や時間がかかる以上にシンドイものがありました。

レシピ本や論文読んでいるのに何で就活の事を考えなければいけないのかと。
個人の人生における非常に重要なシーンですので、自然な事ですし仕方の無い事でもあります。ここでしっかりと集中出来るか否かが合否の分け目になる事は間違いないでしょう。
私の場合、非常に、ひじょーに運が良かったと言う他ありません。

また、就活の話題になるとよく問われるのが、就活は辛いかどうかです。
私の場合は辛さを感じない様にしていました。

ちなみに就活が辛いモノというイメージは、電話やメールでやり取りしたり、恐らく多くの学生にとって慣れない事を何度も繰り返す事や、選考に進めなかったりお祈りされたりと上手く事が運ばなかった時の事をよく耳にするからだと思います。そんなに精神的にキツイんだという。

私の場合、合格をいただいた2日後くらいに別の企業からお祈りメールを頂戴し、「コレがお祈りか…これが複数はキツイな。」などと感じるくらいにはお祈りの精神的ダメージは大きく、お祈りが多いと精神的に疲弊する事は間違いないでしょう。

加えて、交通費支給されるのが最終面接だけだったりするので、地方から面接に赴く人はそれだけで金銭・体力・精神的に疲れてしまうと思います。
私にとっては前述した様に、精神的な拘束が最も辛い事でしたが、それでも軽い方だったなと書いていて改めて感じます。

ではどうやって辛いと感じ無いようにしていたか。それは、好きなときに息抜きをしっかりする、息抜き中は就活の事は考えない(選考に関して電話など来た場合は別、ちゃんと出ましょう)です。

適度な息抜き無しに作業を続ける事は困難です。人の集中力の持続は限度があります(個人差あり)し、根を詰め過ぎると徐々に集中力を持続させる事が困難になります。長期戦が予想される就活では尚更、休息は精神衛生を清く保つために有効な手段となります。というか必要ですので、モチベーションが下がり切らない程度に休息日を設けると良いでしょう。

適度な休息が長期間闘うための鍵になるでしょう。

準備について 

準備に関しては、分析や説明する事は好きなので楽しく準備していました。
長期戦になっていたらどう感じていたかは分かりません。

ではどんな風に準備していたかと言いますと、私は話す事を然程苦手としていないので、極度に緊張しなければ面接で大失敗する事はまあまず無いと考え、面接練習は1人数役の脳内面接(イメージトレーニング)、それから企業分析と自己分析を行いました。分析は暇があれば時々ですがやっていたので、就活中は改めて軽くする程度でした。
しかしこの自己分析が非常に重要なものになります。数々の人気書籍を手掛けた箕輪厚介さんも分析の重要性をインタビューで話しています。
他には、国外シェア数等を見て、自分ならどうビジネス展開するかなど考えるというような事をしていました。

ざっくりまとめると

・自己分析と企業分析。
・イメージトレーニング。
・自分なりに企業について考える。

とまあこんな感じです

分析は非常に重要な部分ですので、多くの方が実践している事かと思います。
分析する事により自身が志望企業でどう価値を発揮できるか等を見定められます。
自己分析の中でより相性の良い企業があると気付けるかもしれません。
相性の良くない企業に入社しても、イメージと違って辞める事になりかねません。単なるイメージに依らず、自己と企業を判断するために分析は必要不可欠と言えるでしょう。

また、分析結果から自分なりに企業の課題や企業内でどう戦いたいか、自身の強みがどう価値を発揮するかといった事を考えると良いでしょう。
いわば就活は自身の売り込みです。企業が私を採用するとどういったメリットがあるのか、どういった変化をもたらすのか、企業の求める人材像に照らし合わせ明示するためには、自己分析・企業分析が重要な手段になります。
独りよがりにならず、企業と自身双方のメリットを提示する事がポイントと考えます。

自己分析に関して様々なサイトや書籍が紹介していますが、基本的にどれを利用してもあまり変わらないと思いますので、自身の気に入ったモノを利用しましょう。どのツールを使うかというより、どれだけやり込めるかがポイントです。

売り込みですので巧く伝える練習も必要です。
私はイメージトレーニングだけでしたが、研究室に所属している場合は、教員やメンバーに見ていただく事である程度の緊張感を得られて良いのではないでしょうか。

フィードバックを貰えて緊張感がある
事が重要です。1人で悩むだけでなく人からアドバイス貰う事により、修正と目標到達までの時間を短縮出来ます。私は話す事が苦手でないと言いつつも本番噛み噛みだったので、緊張感がある環境での練習が必要だったと感じました。

そして忘れてはならない事がもう1つ。
自分の研究を説明出来るようにしておく事です。恐らくですがこれが出来ないと、なんで自分のやってる事説明出来へんねん!といった感じでお祈りされるかもしれません。

研究は自発的に行うモノであり、実際の開発に似た部分があると思います。
どの様な姿勢で取り組んでいるかを見る事で、入社した際どう振る舞うかはある程度予想出来ます。しっかりと説明出来る様にしておきましょう。
所属したばかりでテーマも決まってないよ!という方は、研究室の方向性や先輩方がどんな研究をして来たのか、自分がやりたいテーマをロジカルに説明するのが良いと思います。
そういった面でも研究室のメンバーに相談したり練習相手になってもらう事が得策でしょう。 

また今は、SNSで様々な動きが活発です。
就活生のコミュ二ティがあるので、そういった場所で意見交換をするのも良いと思います。
同世代との意見交換と言うのは、心の支えやモチベーションの維持等にとても力になってくれます。

長々とお話しましたが、この程度でも受かるんだと思っていただけたのではないでしょうか。
書いていて、自分でもよくこんなんで受かったなと感じます。
実際、合格いただいた時はこんなあっさり決まって良いのだろうかと一瞬意識が宇宙の彼方へ飛んで行きました。Twitter等のSNSを見ると解禁以前から就活してました!ですとか3月中に内定貰った!という人が結構いて、そんな早くから取り掛からないとまずいのか…もう内定貰ってるのか…ヤバいなと心配になっていた時期もあったので余計にです。本当に私は運が良かったんですね…(他人事)。

さいごに

これから就活を始める方もいるかと思います。
就活と聞くと身構えるかも知れません。また、周りが早くに就活を始めていて焦るかもしれませんが、気負いすぎず「自身のベスト」を尽くせば良いと思います。
悔いの無い様走り抜けてください。

いずれは大学院で学びたいとも考えているので、来年からのエンジニア生活で貯金と勉強頑張りたいと思います。

それでは。


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