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「無期雇用派遣社員」編2

前回の記事の続きになります。
「無期雇用派遣社員」と言われる雇用形態の理解を深めるきっかけになる事を目的としています。
その上で就職活動の選択肢とするかの判断材料に繋がると良いなと思っています。

それでは今回の内容
「無期雇用派遣社員」とは
の続きとなります。

「無期雇用派遣社員」とは
1.無期とは言え、1つの派遣先でずっと働き続けられるとは限らず、派遣先を転々とする事が考えられる為、仕事のスキルを経験を積んで磨いてもキャリアアップに繋がらない。
→就業先視点ではあくまで「派遣社員」であり、もちろんキャリアアップは就業先の「正社員」を優先する為。→つまり無期雇用派遣になっても正社員と同様のキャリア形成をしていくことは難しい。

2.「雇用期間の定めがない」という点がもたらすのは、安定だけではない。
→通常の派遣社員であれば、最大3年で派遣期間が終了し、次の派遣先を探すか退職することになる。
→転職をするタイミングを逃しズルズルと年数を重ねてしまう。
→気づくと年齢を重ねて正社員になるということも難しくなっていく。
→昇給も賞与もなくほぼ同じ賃金で一生派遣として生きなければならない状況になることもあり得る。

以上が「無期雇用派遣社員」の現実になります。
本意ではありませんが
メリットとして挙げるのであれば
・採用率が高い。
・高時給もある。
・就業先が変わる可能性はあるが、前提に契約期間、満了なく働く事ができる。です。

まとめ!
「無期雇用派遣になれば正社員のように働ける」という言葉を安易に受け入れて「自分は正社員と同じだ」と働いていると、キャリアアップや昇給を望めない。
そうしているうちに「時すでに遅し」ということにもなりかねない!
以上の事を踏まえていま一度就職活動に役立てて下さい!

ありがとうございました!

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