詩「網から捨てられ、漁港の渇きにより死んだ」
「網から捨てられ、漁港の渇きにより死んだ」
黒実 音子
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網から捨てられ、
漁港の渇きにより死んだ
巻貝ケレティア・ケレティの死肉を
海水に浸す・・・
先程迄、生きていた肉は
元に戻した所で、
もう永遠に動く事はないのだ。
それは別の平行線の先に
行ってしまった。
肉(サルクス)は所詮、肉(カルネ)に過ぎない。
この地上に彷徨う剥離職人(レカイエ)は、
心臓の躍動と、
死を明確に分かつ・・
無慈悲にも・・
孤高に・・
【1000視聴突破ありがとうございます♪】
「墓の魚」のラテン詩と、
メメントモリ曲の融合した
第一弾・配信コンサート
「死んだ珪藻とマキシロポーダのミサ」
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