時間とお金のバランス?いやいや忘れてちゃいけないのは。

ワーキングマザーになって早5年。毎日が時間に追われる怒涛の日々。

一体いつになったら時間にゆとりができるのだろうと、「育児 いつになったら楽」などで検索してしまうこともある私。


子供が幼い時期は時間が圧倒的に足りない!

人生100年時代、自由に使えるお金と時間の関係はどのように変わっていくのか。ノートをとりだして曲線グラフを書いてみた。

働き続けれていれば、歳をとるにつれて自由に使えるお金というのは増えることが多い。20代よりも30代、そして30代よりも40代の方が自由に使えるお金は増える(可能性が高い)。

一方時間はというと、子供がいる場合、子供が未就学児の時期が圧倒的に足りなくなる。子供が大きくなるにつれて、いわゆる「お世話」から「心のケア」に移るので一概にラクになるとは言えないけれども、少なくともトイレも食事も付き添わないとできない未就学児の時期に育児に割かれる時間ははてしなく長い。


この時期、「自由な時間」の曲線はガクンと下がるわけだ。


このガクンと下がる時間を補うためにどうすればいいいか。

お金で解決できることはする」というのが一つよく言われていること。
圧倒的に不足している時間というのを、お金を使って補うのである。

私も、ロボット掃除機、食洗機、全自動洗濯乾燥機などの機械の購入、また定期的に家事代行を使って水回りなど機械で解決できない部分は人の手を借りてきた。ファミサポ・シッターも数回であるが使ったことがある。

それで「家事」の時間をへらすこと。

もちろん将来のためにお金を投資や貯蓄に回すことも大事。じゃあどれだけお金を時間のために使っていいのか。その線引きが難しかったりする。

私が以前人から聞いていいなと思ったのは、自分の時給と比較してそれよりも安いのであれば積極的に人の手や機械を使うということ。この場合自分の時給は本当の給料でなくても良い。自分にとって「これより安いなら」という基準があればいいわけだ。

このように時間とお金が極端にアンバランスになっている時期は、時間をお金にかえることって大事だと思っている。お金を使って時間曲線の谷を少し底上げするわけだ。

でも、そうやってお金で解決しているのは「そうしないと生活が回せていないから」という必要最低限のことだけにしていることが多いのではないだろうか。

私は少なからずそうだった気がする。


やりたいことは時間ができるまで待つのが良い?

そんなふうに生活が回せないと感じたことにはお金を使うようにはしてきた。
しかしそんな「今、絶対必要」と感じる以外のこと、「あれもやりたい、これもやりたい」は自然と我慢してきてたように思う。特にまとまった時間が必要なこと。例えばスクールや社会人大学院に通いたいとか、複業したいとか。将来や老後のことをじっくり考えるとかもそう。

それは子供がもう少し成長して、時間に余裕ができたらやればいいと。
今は子供との時間が一番大事。

これ以上他のことに時間を費やしてはいけないのだと。


でも最近思う。


確かに子供が成長したら時間は増えるかもしれない。

でも待て。

必要なのは本当に時間だけか?

意外と見過ごされがちなのが体力

若いうちは忘れがちだけれど、何かをやり抜くには時間だけじゃなくて体力というのも大事な要素である。

体力と時間がセットになってこそ何かをやり抜く原動力になる。さきほどの曲線グラフには時間とお金だけでなく、体力も書き加えるべきなのだ。

じゃ、例えば時間ができるようになるのが60代 70代だとして、その時に今やりたかったことをできる体力ってあるだろうか?

私は出産してから、体力が激減したのを感じた。それは出産や育児に体力が使われているというのもあると思うが、やはり歳をとったのだと思う。

そしてそれからというもの体力を気にするようになった。どれだけ時間があっても体力がないと実質「使える」時間は少なくなる。


今すべきことは?


最近思うのは「今本当にやりたいことは先送りせずに今やるべし!」である。
そのために必要最低限のことだけではなく、やりたいこと、自分が大事と思っていることをおろそかにしない。そのための時間をきちんと確保する

それは10年後、20年後にもやれることですか?それを自分に問いながら。

そしてそれだけではない、もう一つ大切なこと。
それは、将来さらに来るであろう体力の下落曲線をできるだけ緩やかにすべく、体力への投資は怠らないということ。


具体的には毎日の運動、健康的な食生活、十分な睡眠。

人生100年時代だからといって、今本当にやりたいことを先延ばしにしてはいけないと思う。
そして、やりたいことをこの先もやっていくためには将来の体力への投資はコツコツと続けていきたい、そんな風に思った。

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