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勉強するだけでは運命の流れに乗れない理由〜創世記:カインとアベルからみる神の道

この世の中には、頭がいい人たちが沢山いる。

私の考える頭のいい人とは、幅広く、勉強ができる人たち(例えば東大に受かった人たち)を指すのではなく、専門分野に特化して、とことん追及してきた人たちのことで、

過去、私は何回も、天才と呼ばれる人たちは、興味あることを楽しみながら、とことん、頭の中で考えているから、閃くのだと伝えてる。

好きなことを、とことん追及し、考えることはとても楽しい。

わからないことを見つけ、なぜ?と問いかけると、私たちの脳は、快楽物質であるドーパミンを分泌し、その答えを知ると幸福をもたらすエンドロフィンが分泌される。

これを何度も繰り返すと、頭の中で、快楽物質が持続され、何かを現実的に得なくても、とても幸せになれる。

ある意味、本1冊あればできる『いますぐ幸せになれる方法』だ。

だから、人間の最高の喜びは、哲学の中にある。

学ぶことは、自分に快楽を与えるのだ。

でも、多くの人は、学ぶことを放棄し、現実世界で、物質的に恵まれることを幸せだと思っている。

そして、一般的に幅広く勉強ができる人に対して、学歴など目に見える成果を出している人をリスペクトし、

その分野で専門的に追及している人を、生きてるうちに、天才と呼ばず、「変わった人」「偏った人」と思っている。

これこそが、あらゆる人が運命のガイドラインを見つけることができない理由で、

創世記に語られている『アベルとカイン』のカインの道を多くの人が歩んでしまう原因なのだ。

本日は、勉強するだけでは運命の流れに乗れるわけではないという内容をお伝えしていこうと思います。

創世記:アベルとカイン

旧約聖書の第4章に登場するアベルとカイン。

アダムとイヴが失楽園後、2人の子供を授かり出産します。

兄がカインで、弟がアベル。

兄のカインには、植物を育て育む農耕の仕事を、弟のアベルには羊を放牧する仕事が与えられるが

兄のカインは、弟の気ままな仕事が羨ましく、アベルに強く当たり散らし、いつも口論していたそう。

神様に、捧げ物をする日がやってくると、カインは収穫物を、アベルは肥えた羊の初子を捧げたのですが、

神はアベルの羊のみを受け取り、カインの農作物は受け取ることがなかった。

それに腹をたて、嫉妬したカインは、アベルを殺害。

これが、人間の最初の殺人事件と呼ばれています。

神は、カインに、『アベルはどこにいる』と問うと、カインは

「知りません。私は弟の番人なのですか?」と嘘をつく。

これも、人間の最初の嘘と呼ばれています。

怒った神は、カインに放浪者としてこの地から出ていくように告げます。

カインは、神の言いつけを守らず、放浪者としての道を歩むことなく、エデンの東に都市を作ります。

この行為は、神の道に反しており、神から守ってもらうことを放棄し、自分だけのために生きる道を選んだとして、カインの罪は、創世記の中で、最も深い罪であるとされているのです。

今の都市国家はカインの道

アベルとカイン、2人を失ったアダムとイヴは、新しくセツという男子を授かります。

このセツこそ、のちに、ノアとなり、ノアの子孫のアブラハムとなり、モーセとなる『神の道を行く人間』の原初となる人物です。

創世記は、旧約聖書としっかり紐づいているため、本当に起きた出来事であると考えられ、この出来事は歴史であると語っています。

神にそむき、自分だけで生きる道を選んだカインは、地球を人体で例えると、初めてがん細胞ができた状態を指し、その後、7代目のレメクによって、初の一夫多妻が起きた瞬間、その子孫は、大きな癌となったと考えられています。

実は、今の都市国家は、カインの道を歩んだ人たちが作り出したものなのです。

都市を作ることは、神に反する行為でした。

なぜなら、カインに神は、放浪者となる道を歩むように告げたからです。

ただ、このカインが神にそむき、自分だけで幸せになろうとする行為は、とても苦しいものです。

現在で例えるのなら、心に向き合うことをさけ、現実世界の成果主義に沿った生き方であることと同じです。

天候が悪く、農作物が取れなければ、それは自分のせい。

私たちの人生は、基本、自分でコントロールすることができません。

私のように、離婚するつもりなんて、全くなかった人が、たった2週間足らずで離婚することになる。

予期せぬことが起きるのが、人生だとすると、全て自分のせいであると思うことは、決して心の平穏とは無縁の行為です。

カインは、放浪者になることを放棄し、都市を作るために知恵が欲しいと、ルシファー(悪魔)に懇願したといいます。

実は、このカインの行為こそ、今回のテーマである『勉強すれば運命の流れに乗れるわけではない』ということにつながってくるのです。

知恵・博学ではウィズダムは得られない

アダムとイヴのもう1人の息子である『セツ』

このセツがユダヤ人の祖先と考えられ、その後、キリスト、イスラムの文化を産んでいくわけですが、

ユダヤ人が、ヘブライ新書やタルムードの小話で学ぶ、ウィズダムは、知識や博学なだけでは得られないと言われています。

ウィズダム=賢明な生き方のガイドラインを指す言葉です。

神の道を行く人は、自分の利己的な判断によって、間違った道を歩まないため、『ついてる!』「ラッキー!』といった出来事を経験しながら、まるでスキップするかのように、あらゆる選択をしっかり頭で考え、運命の流れに乗り、進むことができるのです。

『成功脳とざんねん脳』の著書、加藤俊徳先生は、

東大のトップエリートが社会に出て伸び悩む理由に

成功脳の人は、自ら行動し、脳をバランスよく使うのに対し、東大脳(ざんねん脳)の人は、指示まちになり、自ら行動できないと語っています。

知識・博学とウィズダムがなぜ違うのかを、西洋哲学では、明白であると伝えており、

『何かを人より知っているからといって、それが何だっていうんだ』と、

知識があることと、賢明な判断ができることとは、違うと語っています。

カインは、自分のために知恵が必要だった。

自分の罪を認め、放浪者となることを受け止められず、知恵を授かることで、より強大な支配者となる道を歩んだのです。

お金よりも価値のあるウィズダムは自分の中の神が与えてくれる

銀座マルカン創設者の斎藤一人さんは、こういいます。

世界中の学者が集まっても、タンポポの葉っぱひとつ作れない。
細胞一つ、作れないんだよ。
生きてるものは神様からもらうしかないんです。
俺たちは神様から命をもらっているから、それが神の分霊ということなのです。

一人一人、針の先くらいの小さな光が体の中に存在する。

この光が、自律神経(神経は神の経路)を通って、私たちの体を生かしてくれている。

この光が、カインの道ではなく、セツの道を歩むその時、自分の力では到底及ばない、神の道を歩ませてくれる。

それが、『ついてる!』『ラッキー!』を引き起こし、自分の人生をスキップしながら、楽しく歩む最善の道。

多くの人は、未だ、カインの道を歩んでいます。

私は、セツの道をあゆみはじめ、とても楽しくて幸せです。

多くの人が、心に向き合い、セツの道が歩める日が来るよう、願っています。

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