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マニュアルどおりの快感。

どうも。ヨースケです。

ここ1年ぐらい、プラモデルをつくるのにハマっています。主にガンプラ。

■ガンプラは、「ガンダムのプラモデル」の略称。

「ガンダム」とはアニメ作品『機動戦士ガンダム』劇中に登場したモビルスーツ(ロボット)である「ガンダム」のことだが、「ガンプラ」という名称を広義に用いる場合は単にガンダム一体だけを指すのではなく、「ガンダムシリーズ」全体に登場する他のモビルスーツやモビルアーマー等と呼ばれる機動兵器、および艦船など、商品としてプラモデル化されているもの全ての総称として用いられる。

wikipediaより引用

今回は、ガンプラにハマったきっかけをお話します。


企画する、という脳みその疲労。

ふだん、いわゆる企画系の仕事をしています。先の見えない正解のない仕事です(厳密には成功/失敗は判断しないといけないんですけど)。

なので頭を使うこと、考えることが多いです。

今日は一日忙しかったなー、とか。めちゃめちゃ人と話したなー、って日は、ものすごく疲れます。疲れた感じになります。

実際は、カラダを動かしているわけではないので、肉体疲労はさほどだとは思うんですけど、脳みそが思ったよりドワーっと押し寄せてきます。


「なにもしない」を意識的に「する」。

仕事が終わった夜や、休みの日は、頭を動かしたくなくて、ボーッとすることが多かった。正しくは、意識的に「頭を動かさない」行動をとる感じ。

「なにもしない、なにも考えない」と決めて、脳をリカバリーする。

でもそれだと、虚無感というか、なにも起きないし、なにも残らない。あれ?今日なにがあったっけ?的な。

私はあまりメンタルが強くないので、それだと闇落ちコースまっしぐら。なにもしないことで、不安が募ることもしばしば。これじゃいかん。


近所のトイザ◯ス閉店セールで、投げ売られていたMGジムスナイパーⅡ。

ジム、ご存知ですか。RGM-79ジム。

■ジム (GM)は、『ガンダムシリーズ』のうち、宇宙世紀を舞台とする作品に登場する架空の人型兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』。

作中の軍事勢力のひとつである地球連邦軍初の量産型MS。主人公アムロ・レイが搭乗するガンダムの設計をもとに、高価な機能や装備を廃した廉価版MSとして開発される。赤と薄緑色(または白)を基調としたカラーリングと、ガンキャノンのようなゴーグル状のカバーに覆われた頭部カメラ・アイが外観上の特徴。ガンダムには及ばないが、物量を活かした集団戦法で連邦軍を勝利に導く。劇中では活躍シーンもあるが、シャア・アズナブルといった敵ジオン公国軍のエース・パイロットの搭乗機に破壊されるなど、「やられ役」としての描写が多い。

wikipediaより引用

量産型なんですよ。やられ役なんですよ。でもメチャメチャかっこいいんですよ。バリエーション豊富なんですよ、いろんなタイプのジムがいるんですよ。

あまたあるジムバリエーションの中のひとつ、ジムスナイパーⅡ(RGM-79SP)

このプラモデルが近所のト◯ザらスの閉店セールで、ワゴンの中からこっちを見てたんですよ。

普段なら手に取らなかったですけど、なんだか手にとっちゃったんですよね。ワゴンセールだし、見ますよね値札。

ここには書けないぐらいの投げ売り価格。

いいや、たとえ作らなくったってなんともない値段だし、買っちゃえ。と迎え入れたんですよ。横にいた他の子もいれて全部で3体ぐらい。

しばらくはまったく手を付けなかったんです。もう見向きもしなくなった。また脳みそを働かせる日々が始まって、存在忘れちゃってました。


近所のジョー◯ンで目があった、HGUCジム。

それからしばらくして、子供とオモチャを見に近所の◯ョーシンに行ったんですよ。

そこで目があったんですよ、ジム(RGM-79)のプラモデル。


あ、ジムだ。


と、つぶやいたかもしれない刹那、箱を手にとって、値札をチェックしてましたね。

なんのこいつ、むちゃむちゃお手頃なんですよ。しかもジ◯ーシンさん、オモチャがさらにお手頃価格なんですよ。

一瞬、放置してたジムスナイパーⅡが頭に浮かびましたが、まぁ、これぐらいの値段だったら、暇つぶしにいいか、と秒でレジへ向かってました。


開封、拍子抜けするパーツ量。

その日の夜、すべてが終わって深夜に開封。予想以上のパーツの少なさ。

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ほんと少ない。そりゃ安いワケだわ、と妙に納得。

これなら、ササッと作って終われそう、と作り始めました。


説明書には作り方が書いてある。という当たり前のことに感動する。

プラモデルには当然説明書が付いています。このパーツとこのパーツをこう合わせて、ここに差し込んで、こうやったら、はい腕完成。みたく。

正解書いてるじゃん。完成図あるじゃん。パーツの向き書いてるじゃん。

普段は、例えるなら、説明書を作る側に近いので、妙に感動してしまったのです。

いやいや、普通のことなんですけどね。


変なアドレナリンが出始める。

深夜の時間帯に、この妙な説明書に対する感動と、無音で作業をしている状態がすごく心地よかった。何も考えずに、ただ説明書どおりに作ってるだけなのに、ものすごく気持ち良い感覚を覚えてしまったのです。

時間がすぎるのが早かった。

説明書どおりに手を動かすって、あまり頭を使わないけど動かしているというか、動かしてはいるけど使ってないというか、すごく不思議な感覚で、一気に脳みそがリフレッシュしました。

しかも触れるモノがそこに完成するって、もう普段の自分からしたら完全に非日常でした。


そして沼にハマって行く。

このことがきっかけでガンプラにハマっていくんですけど、約1年で組み立て済、未組立(俗に言う「積みプラ)を含め、30体ほどが自分の手の届く範囲におります。

工具類にも手を出しまして、これが実はプラモデルよりつぎ込んでいると思われます。

プラモデル専用のツイッターアカウントや、インスタアカウントなんかも作っちゃったりもしてます(教えないですけど)。

ツイッターで見つけたプラモデル屋さんが、うちの会社の商品を使ってくれて実際にお店に行ったり、そこでまたお店を教えてもらったり、実はプラモデルやってますって恥ずかしそうに教えてくれる前職の同僚がいたり、息子にニッパーの使い方を教えたり、プラモデル始めてなかったら見えなかった世界も広がってきました。

最近ではただ組むだけじゃなくて、塗装したり、加工したり、どうやったら自分のイメージどおりの出来上がりになるだろうとか、この技術はどうやってるんだろうとか、結局説明書どおりにつくってなくて、いつもの企画脳が働く本末転倒っぷりなのですが、やっぱりデジタル以外のアウトプットという意味では、良いリフレッシュになっています。


実は最初に買った、MGジムスナイパーⅡは、まだ開封していません。

いつか自分が、ある程度の技術を習得し、こいつに向き合える時が来たら開けてやろうと思っています。


なんだよ、やっぱり凝り性じゃん。

ってツッコミお待ちしています。
ふふふ、いいんです。楽しければそれでいいんです。

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んでは!

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