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7/5週の気になるニュース

今週は5本です。

パンデミックの当初は、しばしば「皆一緒に頑張ろう」という言葉が聞かれました。政治家も有名人もそうです。テレビ広告も「皆一緒に乗り切ろう」と言っていました。ところが時間の経過とともに、それは真実ではないことが明らかになってきました。私たちは「皆一緒に頑張っている」わけではないのです。

→重要な指摘だと思います。皆一緒に乗り切ろうと言いながらも人間はウイルスに対して、国家レベルでも自治体レベルでも個人レベルでもバラバラな対策を行い、連帯感があったとは言い切れません。コロナ以後にEUのような地域連合体や経済協力体がベネフィットとみなされるのか、それともリスクだとして切り捨てられるのか、にも関わってくる経験になると思います。

「飲食店の努力を評価し、報いるためにも、第三者認証制度の質を担保していく」

→むしろ努力不足の飲食店を露わにして、排除する仕組みだと思います。そもそもこれまでインフルエンザなどの感染症の原因を飲食店に求めたこともなく、個人の責任だと考えられていたのに、コロナになって急に飲食店に原因を求めるのは日本の飲食店文化を潰すことにもなると思うので明確に反対です。

→自民党からすると衆院選が不安になる結果になったと思いますが、立憲民主にとっても共産党より票が取れていないのはどうなんでしょうか。野党連立勢力が順調に票を伸ばしているという野党をポジティブに評価する記事もありましたが、その連立において立憲民主よりも共産党の意見が幅を効かせるようになってしまうといくら野党共闘と言えども立憲民主にも妥協できない部分が増えて分解してしまう気もしています。

→五輪やめろは本来、リレーではなく組織委員会や政権に対して言うべき言葉だと思いますが、五輪開催を主導権持って実行している中心が見えないからこそどこに異議申し立てしたらいいのかわからない混乱があるのではないかと思いました。これは2ヶ月くらい前に池江璃花子選手に電凸した件も同じで政治家がきちんと責任の所在を明確にしないことで、批判が変な方向に向かって社会がバラバラになってしまう危険性があります。

→観客として観戦できない、自粛で外には自由に出られない、お酒も飲食店で飲めない、この状況で五輪なんてやっても意味ないでしょう。この迷走を記録しておこうと思います。



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