マガジン

  • 植物

  • succlentsとcaudex

    多肉・塊根系の栽培話

  • 歳時記

  • お飲み物

最近の記事

少しの有機ブツ

お盆過ぎに、植え替えしようと思いとうとう植え替えしてしまった。 日照も灌水も問題無い筈なのになんだか元気無い気がして、どうやら用土に問題あるのではと思い決行。 今迄は冬期に屋内へ取り込む為、虫が涌くと嫌なので堆肥等の有機物を全く入れない用土だったのだけれども、この度は一割も満たない程度の堆肥を混入させたら、見違える程に葉が大きく育ってびっくり。 今迄ずっと、下の枝の小さな葉位のばかりだったのが倍以上の大きさになってて新芽も幾つか出てるし元気一杯って感じ。 何年もかなり過酷な状

    • あと一枚

      この時期に葉が一枚ってなんでだろう、。、 今月の頭には、特に変わった様子はなかったけれど、8日には下の画像の様に三枚の葉が黄葉。 その後、徐々に抜け落ちる様に葉が取れてしまった。 Adenia ovata ES21334 Malawi 方やバルボ。今迄水不足気味だったようで、自分が思ってるよりも霧吹きだと不足気味らしくシワシワ。ここ2週間ほど水道水を直にかけたり霧吹きも今までの倍以上での水遣り。 小さなバルボがちらほら出てきてるのでこの調子で水遣りしながら様子をみよう。

      • いつの間に;

        6月の中頃に薹が立ってきたから、咲けば何物なのか絞れるかなと思って楽しみに待ってたら、どうも終わってるっぽい。 咲いたのか咲かなかったのか、はたまたこういうものだったのか。、。 ただ判ってる事は、塊根が大きくなってる。 表層の用土を少しどけてみたら確実に大きくなってた。 結局、品種判らずじまいだけど、栽培は難しく無いから塊根がどこまで大きくなるか楽しみになってきた。 Senecio SP.

        • 増えてる

          毎年、6月の下旬から七月上旬にかけて咲いている。 うちにあるOrnithogalum系の中で一番最後に咲くので、これが咲き終わったら用土には枯葉が残るばかり。 かなり分球したようで随分と増えてる。植え替えの時に鉢増しするか株を分けるかしないといけない様だ。 6月20日、咲き始めでまだまばらな様子。 Ornithogalum sp. Augrabies Mountains Namaqualand 数年前、枯れ果ててしまうのでは無いかと思った程、徐々に減ってしまい残っていた

        少しの有機ブツ

        マガジン

        • 植物
          59本
        • succlentsとcaudex
          49本
        • 歳時記
          18本
        • お飲み物
          7本

        記事

          夏型のやつら

          昨年同様、冬の寒さに弱い植物達は出来る限り日光にあてて越冬。 日の出から日没までとは、いかないけれど効果は十分あるようで、昨年よりも葉が茂ってる。 でも、今年も花芽は出なかった、。、 他の夏型植物達も昨年より早めに芽が出始めたので屋内に取り込んだ場合は冬季にしっかりと陽光を浴びさせるのはとても大事だと再確認。 青々とした葉は、塊根を覆う様に展開し、そのうち塊根は殆ど見えなくなるのでぱっと見は楕円形の葉っぱだけの状態になる。 Adenia ovata 無印ovataと違い

          夏型のやつら

          芽が出て良かった。

          先月、30日の事。芽を発見。 良かった腐ってしまったらどうしようかと不安で一杯だったから。 今は、冒頭の様にしっかりと葉が出てきてらしくなってきた。 このぴょこんと出てるのを見た時には、ほっとした。 Cyphostemma bainesii こちらも先月30日に新芽かと思ってたら花芽。 花が咲けば、おおまかな品種が判るはず。 思ってたより小振りな、。、 そして、今季はアブラムシがうろついているので、変な病気を貰わぬよう注視しつつ除去と薬をまく。 Senecio SP.

          芽が出て良かった。

          今までで一番早い芽吹き

          芽を確認したのは先週末。 うっかり撮り忘れて今日に至る。 冬の間取り込んで部屋の中なのだけれど、可能な限り陽が当たる様に置いて最低気温が10℃を下回らなくなるまで屋外に出さずにおいた。 それが功を奏したのかは、判らないけれども今までで一番早い芽吹き。 Adenia ovata こちらは、肉眼ではそろそろかなという感じなのだけれど、上手く画像に収めることが出来なかった。 昨年葉が出てたところの一つから芽が出そうな気配。 Adenia ovata ES21334 Malaw

          今までで一番早い芽吹き

          毒々しくない

          実生から三年経って、花が咲いた。 探り探りだったけど、恐らく二年目で咲きそうな気がする。多分、乾燥が過ぎたと思う。 花は、思ったより毒々しくないぞ。二日目だからかも。 4月13日に咲いてたのだけど撮り損ねてしまい夕方近くには冒頭の様に閉じてしまってた。 何個か蕾あるから今後も楽しみ。 Babiana rubrocyanea こちらは、いまだに花が咲き続けてる。 草物メセンの類には無い独特の花は好感なのだけれども、昨年の11月下旬に最初の花芽を確認してから既に五ヶ月目。 こ

          毒々しくない

          いつのまにか花芽

          収穫した種子を蒔き丁寧に育ててた苗よりも、勝手に飛んで芽吹いたものの方が、着実に育ってて少し悲しい。 しかも、植え替え時に余った土や天日干しした土を適当に混ぜただけの水捌けだけは良い痩せた土の方が大きく育ってるから良く判らない。 ネット上の情報で植え替えを嫌うとあったけど、元々植って多肉植物を侵食しそうな状態だったので抜いて別の鉢に植え替えけれどすくすくと育ってるから、少しくらいなら根が切れても問題なさそう。 他のも育って花が咲き種子が取れるかしら。 Papaver macr

          いつのまにか花芽

          クンサーラ、二つ

          実生から結実までの話として、桃栗三年柿八年柚子之大莫迦十三年と云うとか云わないとか。こと柑橘類は実生からだと親と違うモノが出来たり結実までかなり時間が掛かるから接木をする事が多い。 数年前、全国各地で庭に植えたグレープフルーツの樹に実がたわわとなったと云うニュースがあったけれど忘れた頃に実がなる典型が柑橘類。 ベルガモットを超える香りでしかも食用にも出来るとの事で奄美のクンサーラの一年生実生苗を三株鉢で育ててたのを昨年地植えにしたばかりなのだけれど、二つ実がなった。 まさか

          クンサーラ、二つ

          罌粟粒とはよく云ったもの

          あまりにも小さいので、落ちると何処に往ったか判らぬケシの種子。 一所懸命集めたものが全てでは無かったそして苗床を作り実生に取り組んで試行錯誤したのにそこら辺に芽吹いてくるとは思いもよらずその逞しさを思い知らされた。 そう云えば、何十年か前。肥料等に混入してたケシの種子が発芽し果樹畑のあちこちで生長し花を咲かしてた。ある日、警察屋さんが‘そこかしこに生えてるのはケシではないか;抜かないのか;’と訊いてきた事があった。 広い農園の所々に咲いているそれらを抜くだけの労力は無駄だし、

          罌粟粒とはよく云ったもの

          壺天狗、。、

          年が明け、葉が全て落ち、何だか様子がおかしい。 株元の膨らみにハリが無いようだし、もしかしたら枯れつつあるのかも。 春になって芽吹くかもしれないのでこのまま置いておこう。 丈夫だと思いきやあれよあれよという間に枯れてしまう。 以前は、春先に芽吹き始めてて急に萎んだ感じに枯れた。 その前は、夏場に葉をいっぱいに茂らせてたのに突然枯れた。 自分が思ってるよりも難しいのかしらん。 アンデスの青い星という異名を持つこちらの球根は、新芽が出て来たと思ったら脇芽。しかし、本体は萎みつ

          壺天狗、。、

          やっと咲いた。

          それに気づいたのは、12月14日のこと。 やっと開花に漕ぎ着けたというのが素直な気持ち。 当初、コツが掴めなくて何度も枯らしては種子を蒔き枯らしては種子を蒔きを繰り返したけどなんとなく判ってきた。 そして、12月20日の姿。 ネットの画像で見かける現地の姿の様になるのには、何年程かかるのか判らないけども、これからも大事に育てていこうと思う。 思ってたよりも花が小さいのは、株がまだ幼いからだと思いたい。 Kewa salsoloides

          やっと咲いた。

          光、そして寒さ

          一ヶ月程前、10月24日にペトリ皿に濡らしたキッチンペーパー上に種子をバラ撒いて様子見。芥子の実って多肉植物の様に小さい。 今月に入り、このままだと発芽しない様な気がしてきて種蒔き用土へ移植。 晩秋の外気と直射日光に程良く当たった種子は11月21日に発芽を確認。 あれよあれよという間に結構な数の芽が。もさもさになりそう。 あと一ヶ月かそこいらは、このまま様子をみてそれから植え替えかな。 Papaver macrostomum ‘Black Magic’ メセンっぽい草姿に

          光、そして寒さ

          極端な寒暖の差

          ここ二週間程の気温差に耐える事が出来ずに枯れてしまう植物がでてくるのではないかと不安。天気予報も数時間後には、予報気温が随分と違う事もしばしば。そして黄葉から落葉する期間が一瞬って、。、 今までで初めて紅葉したのをみた。 Cyphostemma bainesii 今年の冬の訪れは、いつもと違う。 無印Adenia ovataは、黄葉した葉が残ってるけど時間の問題だろう。 夏に生長する植物たちは、大体10月の終わり頃から徐々に黄葉し始め今頃には落葉してる事が多かったけど、

          極端な寒暖の差

          砂糖に似た甘味

          開裂した果皮の中には、少し虫っぽいナニカを想像する果肉がある。 それを丁寧に果皮から取り出し皿に載せてみたら、遠目に観ると得体の知れない幼虫の様であり接近して観ると見知らぬ水棲生物の卵の様でもあり剥き実は気味が悪く観える木通。 Akebia quinata この実は、3回に分けて食べる位が丁度良くて一つを丸ごとだと口が疲れてしまう。 昔、この果皮の料理を食べた事があるのだけれども、いつ誰が作ったのか全く思い出せない。しかし、それを茄子だと勘違いしてて食べたらほろ苦くて予想の味

          砂糖に似た甘味