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生命保険note『「部位不担保」って言葉、知ってますか?』

なんか、一見難しそうに思える言葉。

「部位不担保」

一般的に、「医療保険」で使われる専門用語となります。


部分の「部」

位置の「位」

そして、担保しないという「不担保」


つまり、「体の特定の場所(部位)の保障をしません(不担保)」という、生命保険会社が条件付きで医療保険を引き受けるときの、用語となります。


たとえば、胃潰瘍になったことがある人。

そんな人が医療保険に入ろうとしたとき、この胃潰瘍のことを告知すると、「胃」という部位について、3年とか5年などある一定期間は保障の対象外にします、という条件が付いたりします。


たとえば、帝王切開をしたことがある女性。

そんな人が医療保険に入ろうとしたとき、この帝王切開の告知をすると、「子宮」という部位について、ある一定期間は保障の対象外とします、という条件が付いたりします。

つまり、保険会社にとって「支払いの可能性が高い」と想定される部位についてを、一定期間保障の対象外とさせていただきます、ということです。

もちろんこれらの部位以外のケガや病気は、保障をしてくれます😊

生命保険会社としては、「部位不担保」と言うこんな条件を付け、他の人との公平性を図ったうえで、医療保険の引き受けをするのです。


ややこしいのは、これら部位不担保の条件が、各社により異なること。

A社では部位不担保になったのに、B社では無条件なんてこともあります。


そして、どれだけの期間、この部位不担保が適用されるかも、各社により異なります。

A社では2年だったのに、B社では5年とか、もっとも長いと一生不担保なんて場合もあります。


また、不担保となる部位も、各社により異なったりもするのです。

たとえば先ほどの帝王切開の場合。

A社は「子宮および卵巣・卵管」までなのに、B社では「帝王切開」のみを不担保とするなんてこともあります。


このように各社で引き受け基準が異なることは、私のように複数の生命保険会社を取り扱っている者にとっては、ごくごく自然のことです。

お客様の病歴をお聞きして、本当はA社のほうが値段は安いけど、部位不担保の条件の緩くなる可能性の高いB社をおススメするなんてこともあります。


最後に、、、

「部位不担保」というこんな条件があります、というお話しをさせていただきましたが、この部位不担保を避けるため、「告知をしないで」加入するなんてことは、絶対しないようにしてください。

健康状態について、本当のことを伝えなかったり、噓をついて加入することを「告知義務違反」と言いますが、これは絶対してはいけません。

もしもの時に、本来もらえるお金がもらえなくなってしまうこともあるだけでなく、それまで払ったお金が一銭も戻ってこないこともあります。

ばれなければ交通違反をしてもいい、みたいに思っていると、ばれたときには、とても大きな代償を払うことになるのです😱


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* レビューをご紹介💖 *

*どんちゃん

★★★★★ なるほど!

2022年6月21日に日本でレビュー

なるほどね〜、と呟きながら読みました。
あと20年前に読んでいたなら、、、
こう言えばよかったのか。と、目から鱗でした。
これから子育てされる方に、ぜひ読んでいただきたい本です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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