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2006年初版ですから、すでに15年も前に出版された、本田健さん著の「お金のIQ お金のEQ」の中に、こんな言葉がありました。

お金拒食症

お金は自分の人生において、重要ではない。

それこそお金は不要である。

お金の存在を無視した生き方をしている。


私がこの『お金の拒食症』の説明の中でちょっとギクッとしたのは、この症状の人には、

ボランティア志向の人が多い

というくだりでした。


おそらくは著者の経験に基づくもので、何らかの研究結果ではないと思うのですが、とても頷けたのです。

私の周りにも、積極的にボランティアや人助け、世の中にとってものすごく大事な役割を果たされている方がいます。

けれど、、、

そのような方が積極的に『お金を稼ぐ』という姿を見たことがありません。

積極的に『お金を増やしている』という話しを聞いたこともありません。


その一方、たとえばボランティアの団体であれば、その運営や維持には、どうしてもお金が必要です。

対価を得ないのがボランティアではありますが、運営や維持にはどうしてもお金が必要です。


そして、
参加されている皆さんは、時には自腹を切ってでも取り組むのです。


これって、矛盾と言うか不合理と言うか、何か釈然としないものを感じてしまいます。

ボランティアって、お金とうまくつきあっていくことはできないのでしょうか。

ボランティアとお金って、どうしても対極に位置付けないといけないものなのでしょうか。

これから、何らか社会貢献をしたいと考えながら、こんなことを考えています。


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