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『ピートラ』Vol.2 パーパスは、彫刻のように

皆さま、こんにちは。『ピートラ』乗組員1もりもと、が活動報告します!
ピープル株式会社の変革の様子をありのままに綴っていく企業変革活動記『ピートラ』。今日のVol.2は、ピープル株式会社が、一番楽しく夢中でやれる事をハッキリさせて、それを会社のパーパスにしよう!と決意した日から、社内の有志のみんなと模索を始めた話を書きます。パーパスのつくり方に正解も正攻法もない中、ピープル株式会社では、どんなことをやってみたのか、具体的に紹介していきますね。興味がありましたら最後までお付き合いください。
「ピートラってそもそも何よ???」という方、ぜひ『ピートラ』紹介動画 をご覧ください!!

■一番夢中で楽しくやりたい事って、なーんだ?

前回のVol.1にて「それで、何のために仕事してるんだっけ?」という壮大な問いに行き着いてしまった私達。改めて一番夢中で楽しくやりたい事をハッキリさせて、その事が、お客様からも社会からも歓迎されるといいよね。というイメージを持って、言葉にできるかとりあえずやってみよう!という軽めの気持ちで、パーパスづくりに着手しました。
私達ピープルは、新しい事を始める時はその瞬間のワクワクを大切に、とりあえず一歩踏み出してみる事が多いです。・・・そしてのちのち困ったり、やり直したり、方向転換する事も多いです、ハイ。

■話し合ったら、悩みがギュウギュウ詰まってた

まずは今感じている事を、口に出してアウトプットしてみる「場」をつくり、そこへ社内の有志が集まりました。1回目と2回目の内容を紹介しますね!
一番夢中で楽しくやりたい事を、いきなり話し合うのではなく、私達の一番大切なお客様である、子ども達への想いを話し合う所からスタートました。

・2022年、子どもを取り巻く社会の問題意識、課題感について話そう

全部で100個の意見が出た中から一部を抜粋

探り探り始まった第1回、絶賛子育て中のパパママ参加者も多く、今まさに!というリアルな悩みがいっぱいでした。特に目立ったのが、溢れるネット情報や、新しいデバイスとの付き合い方や取捨選択について。親自身も使いこなせていないのに、子どもにどうやって教えたらいいのかな?という悩みも。
また小学校についての話も多く、中には「もっと自由な時間がほしいから、小学校を変えたい!」と子どもに言われた、なんて話も。
子どもの周りにいる大人たちが、自分自身の子ども時代とは大きく変化したネット環境や学校事情について、どうやって接したらいいか悩みや不安を抱えている事が見えてきました。

・2030年、子どもを取り巻く社会はどうなっているか、想像して話そう

全部で109個の意見が出た中から一部を抜粋

翌週の第2回は、今から8年後の2030年に想いを馳せ、デジタルツールやバーチャルな世界がより身近になると、どんな変化があるのかという視点での意見が出てきました。ロボットが子どもを教育するとか、学校の成績はフォロワー数の多い順などなど。近い将来あり得そうですよね。
またその反動で、猫背や運動不足、視力低下を指摘する声も上がりました。
バーチャルな世界の普及によって、ザリガニ釣りは、この先ものすごく貴重な体験になるだろう。なんて話も。
デジタル社会へと加速する事は、子どもにとって新しい体験が待っていそうだけど、逆に失われる体験もありちょっと面白みに欠けるかも!?という事が見えてきました。

■パーパスは、彫刻のように

彫っていくと、核心に辿り着ける、かも

2回話し合ってみて分かった事。それは、子どもを取り巻く今と未来は、私達大人が経験した事のない新しい世界で、悩みと不安がギュウギュウに詰まっていました。
一方で、大人の悩みや不安とは裏腹に、子どもは過去と比べる訳ではないので、全てが新鮮、新しい出来事を受け入れる適応力と対応力が備わっているんですよね。
その力を信じて、私達は大人の視点ではなく、子どもの視点で子どもにとって大切な事を見つめる、その中心にはピープル株式会社が一番夢中で楽しくやりたい事があるのでは?という仮説を持ってみることにしました。まるで彫刻のような工程ですね。

今日はここまで、ピープル株式会社が、パーパスをつくっていくプロセスを紹介しました。「もっと大掛かりな市場調査とかやらないの?」という疑問もあるかもしれませんが、普通の生活者である私達が、毎日の生活を通じて、何のために仕事をするのか見つめ直していくこのプロセスが、私達のパーパスづくりにはフィットしているんじゃないかなと思っています。

次回『ピートラ』Vol.3は、私達ピープル株式会社が、一番楽しく夢中でやりたい事に辿り着けるのか、さらに彫り進めていきます!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

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