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1本100円と10本100円

100均でボールペンを買うと10本100円が当たり前。
つまり、1本10円なのだ。
当たり前のことだけど、何気に1本100円のメーカー製を普段は使っている。

時給の話では1時間950円で働く人と、正社員が時給換算で2000円で同じ仕事をやった場合に「結果・成果」が同じならば1時間950円の人を経営者は採用するだろう。

ここにITやICTが入りAIまでも入る。ロボットやプログラムに仕事を任せられるようになる。
ここで経営者は考えるだろう。
この仕組み(ロボット)はリース・原価償却で月額幾らなんだ?
金利を含めて20万円です。
メンテナンス費用は?
月額5万円で良いかと。

つまり、月額25万円で働くロボットやプログラムは一度入れてしまえば24時間、365日働かせたら人件費よりも安いのだ。
人は様々な費用がかかる。社会保険・税金・厚生費・年金・諸手当。
残業が多くなれば役所に睨まれ、休日だって必要だ。

誰が考えても安価な手段で同じ成果が出る方を選ぶ。
この世界で安価な労働力を求めて中国・インド・アフリカを企業は彷徨う。
でも、数年経つと賃金競争が始まり、数年後にはメリットが無くなるのだ。

このボールペンだって昔は人が組み立てていた。

ある日を境に工場でロボットが組み立て詰めて梱包をする。
人はロボットが故障しないかを見ているだけだ。
製造業とは、その繰り返しのような。

数年後、noteの投稿だってAIが描いているかもしれない。
AIが記事を全て読み込み、パターン化すれば可能なのだ。
手塚治虫のAIロボットのように漫画のストーリーですら今は作れる時代。
YahooのTop記事だってAIに任せれば24時間いつでも記事が更新されるわけで
眠たい目をこすりながら書いている人たちは何処に行くのだろう。

そんな時代に10本100のボールペンを握りしめて仕事場に向かう。


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