5/7土：生み出した文章にはナルシシズムを。

毎日毎日ブログを書いていると、過去に書いてきた文章たちが蓄積として残っていく。

私はそれをEvernoteの1つのノートに全て蓄積しているのだが、不意に画面を下にスクロールして過去の文章たちを眺めるときがある。

そして、ふとある記事に目がとまると、それをじっくりと読み、どこか満足感を感じる。自分が書いた文章を読むことに、快感を得るのだ。

そんな自分を客観視して、薄気味悪さを感じるときもある。それは、自分の書いた文章を読み直して味わうという行為に、ある種のナルシシズムを感じるからだ。

思えば、このブログだけではない。過去に書いてきた自分の思いが乗った多くの文章たちも、不意に読み直し始めると、全て読みたくなって止まらなくなるときがある。

自分が生み出した文章というのは、その内容もさることながら、自分に最も合うリズムで、言い回しで書かれているからこそ、読んでいて心地よく感じるのかもしれない。

この感覚に気味の悪さを感じる自分もいるのは確かだが、それでも良いのだと思う。

自分自身のことはそんなに好きではないと思っていたが、自分自身が書いた文章のことはなぜか好きになれそうで、それぐらいのことなら肯定してもよいのでは、と思えそうだからだ。