日本人の大企業信仰が異常なほど強いという話
日本人の大企業信仰は異常なほどに強い。
SNSを見ると、「新卒で大企業に就職できなかったら人生が終わり」とか「大企業に就職しなければ結婚できない」(意味不明すぎ)みたいな「大企業でなければ〇〇」みたいなことを主張する人がたくさんいます。
確かに大企業に就職すれば給料が高かったり、スケールの大きい仕事ができたりとそれなりにメリットはあるのですが、それにしても日本人の大企業信仰は異常だと思います。
別に大企業に就職できなかったところで人生が終わるわけではないし、結婚できないなんて意味不明でしょう。
それ以上にストレスのほうが多いのではないでしょうか。
転勤をしなければいけないストレス、人間関係の派閥に巻き込まれるストレス、出世をするために長時間労働をしなければいけないストレスなど大企業は大企業でデメリットがあるのです。
にもかかわらず、大企業に就職することこそが天国への架け橋であると強く信じている日本人があまりにも多い。
そもそも、自分の人生を会社に委ねるのって良いことなのでしょうか?
大企業での仕事が楽しくて仕方がないという人ならまだしも、大半は嫌々ながら働いているのではないでしょうか。
そんな人生楽しい?
と考えれば考えるほど、なぜ大企業に就職することが良いのかが全く理解できなくなります。
でも、確実に理解できたこともあります。
それは、日本人は自分で道を切り拓いていくことはしないということ。
自分で自分の人生に責任を持つのは嫌。
誰かに判断を委ねてもらいたい。
その結果が大企業に対する絶対的な信仰につながっているということ。
日本人の大企業信仰が強い理由がわかってしまった(笑)
つまり、自分で人生の責任を取りたくない。
「大企業に就職できなかったら人生終わり」などとのたまう人間がいますが、結局自分で道を切り拓いていくのがイヤだからこそ、そのような発言ができるのです。
大企業信仰が強い人ほど、「自分で決めるのがイヤ」なのです。
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