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令和6年9月13日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

明星×丸美屋共同開発!
数量限定
「のりたま焼うどん だし醤油味」
やっぱりこの味
焼うどんにもぴったり
バリっとのりとふっくらたまごの香りとコク♪

だぁぁぁぁぁぁ


早速! いただきます!

ふと思ったんですが……

のりたまがあるんだったら、お茶漬けもありなのではないでしょうか?
お茶漬け味の焼うどんってどうでしょう?
永谷園のお茶漬けとかwww別に永谷園じゃなくてもいいのですがwww
意外と合うような気がすんですよ。
しかも、お茶漬けの種類は豊富!

ということは、麺だけ工場のラインで作っておいて、
そのままのお茶漬けを紙ブタに張り付ける!
めっちゃコストカットできると思いませんwww

ということで、今日は「お茶漬け」つながりのお話を。

 その応接室の入り口からバタバタとかける足音が聞こえてきた。
 ドグスは背後を振り返る。
 開け広げられたドアから、アリエーヌの走り去る姿が見えた。
 ドグスは、ソファーから立つことなく声をかける。
「アリエーヌ姫様! もう、お帰りか?」
 婚約して以来、ドグスの態度は横柄になっていた。
 もう、自分のマーカスたんの嫁と言わんばかり。
 まぁ、平民のお母ちゃんと言えば、こんな感じなのかもしれないとアリエーヌは新鮮に感じていたのである。
 だが、今のアリエーヌにはそんなドグスの言葉に答える余裕はなかった。
 何も言わずに、マッケンテンナ家の玄関を押し開け出て行ってしまった。
 そんな様子を、ドグスは不思議そうに見送った。
「マーカスたんとなんかあったんやろか? まぁええわ! 姫様もビックイベントに招待すれば、気でも晴れるやろ!」

「あぁぁ! 疲れた! マネージャ! お茶!」
 朝のお新香《しんこ》占いのコーナーを終えた【イーヤ=ミーナ】が、控室の粗末な椅子に体を投げ出した。
 このお新香占い、テレビを持っているキサラ国の貴族たちの中では、結構人気なコーナーのである。
 しかも、収録場所が大衆食堂【ぼろもうけ】で行われているため、テレビを持っていない庶民たちも、毎朝、こぞってその収録を見学に訪れるのだ。
 そのおかげで食堂【ぼろもうけ】は超満員。
 立ち見でお茶漬けをすする者もいるのである。
 そんな食堂の奥でミーナのハツラツとした声が響く。
「今日のラッキーお新香はぁ! タクワン! タクワンを食べているアナタは超ラッキー!」
 食堂でタクワンをかじっていた男たちが絶叫をあげる。
 そして、ミーナは、わざとらしく泣くふりをするのだ。
 コレが意外に男たちにはウケがいい。
「そして今日のアンラッキーお新香はぁ! なんと梅干し! 梅干しを食べているアナタは残念さ~ん! そんなアナタにミーナからおまじない! 今日一日、元気になぁ~れ♪ チュッ♥」
 パッと笑顔になったミーナが、テレビカメラに向かって投げキッス。
 そんな見えないキスマークを男たちが歓喜の声を上げながら奪い合う!
 これが平日の朝のいつもの光景なのだ。
 まぁ、つらい現実にこき使われる男どもの、その日一日の活力源と言って過言ではない。
 ちなみに、キサラ王国の【コラコマッティア=ヘンダーゾン】も、この番組の隠れファンの一人である。

 収録が終わり控室に戻ったミーナにマネージャが急いでお茶を手渡した。
 そんな時であった。
 ミーナがいる控室のドアが勢いよく開いたのだ。
 そこには、【イーヤ=ミーナ】が所属する芸能事務所【ジュ・センドー】のセンドウ社長が飛び込んできた。
 急いでいたのだろう、せっかく整えていた金色のリーゼントが疲れたように崩れている。
 色鮮やかな赤いアロハシャツも、汗を吸ってところどころ薄黒く宵の空模様へと色を変えていた。
「ミーナちゃん! ミーナちゃん! 超VIPの仕事が来たわよ!」
 膝に手を当てて呼吸を整えるセンドウ。
 ゴツゴツしたエラボネからポトリポトリと汗が垂れ落ちていた。
 その汗のせいでグラサンが滑って落ちていたが、それすら直す余裕はないようだ。
 ミーナはストローで茶を飲みながら、だるそうに後ろを振り返った。
「えー、ミーナ、今、仕事終わったところなんですよー! ちょっと空気読みましょうよ、社長なんだから!」
 息を切らしているセンドウ社長は続けた。
「今夜、マッケンテンナ家でライブをすることになったの!」
「えー! 今夜ですかー! しかも、マッケンテンナ家って、あの変態マーカスがいるところじゃないですかー!」
「何言っているのよ! 報酬2000万ゼニーよ! しかも、設備ウンヌンの準備はマッケンテンナ家がやってくれるの! 2000万ゼニー丸儲けよ! 丸儲け!」
「だって、それ、社長の取り分じゃないですかぁー」
「わかってるわよ! ミーナ、あなたには半分あげるから! どう! いや、絶対に仕事しなさい!」

 第51話 ミーナのお仕事(1) より

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