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令和4年3月23日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

acecook
「大吉」
鰹だし醤油ラーメン

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
鰹の香り!っていうか、かつおぶし粉末を放り込んだ感じ!

そのため鰹の味はしっかりとします。
カツオ君好きの花沢さんにはお勧め!

だが、そのためか少々辛い、いや、味が濃いような気がします。
スープをすべて飲み干すことを信条としているこの私。
残り僅かのところで、頭の奥にずきんと来るぐらいのスープの辛さがしました。

うーん、どちらかと言うと、関東系の味付けのような気が。
まろやかな風味と言うより、これでもか! ドンっ! っていうような味付けです。

濃いのが好きな方はいいかもしれませんが、女性の方は苦手な方が多いかもしれませんね。

ちなみに! 今回も図書カード入っておりませんでした。
ですので、八つ当たりで辛口コメントに!

ということで、今日は「辛口」つながりのお話を!

俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク10+なろう35合計45万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

 酒の棚の上の方には大銀貨が数枚もする高そうな酒が並んでいる。真ん中にはなんと金貨2枚もする酒瓶が偉そうに一本立っている。

「だれが、こんな店で金貨2枚もする酒買うんだよ……」

 酒を見ながら苦笑いをする。気を取り直し、足元近くの安そうな酒を吟味する。

 ――じいちゃんが、好きなのは度数が高くて、辛口だったか

 酒瓶をたどっていた指が止まる。ラベルに『超辛口 酒人』と書かれた一本の瓶を持ち上げると、おもむろに値段を見る。

 銀貨7枚 大銅貨8枚
「高っ! 却下!」

 女店主と女性客とがカウンター越しに世間話をしていた。プライバシーなどお構いなしの声は、否が応にもタカトの耳に入る。

 買い物が終わった女性客は、しゃべりながらカウンターに銀貨3枚をおいた。

「あの子達のお母さん、寝たきりなんでしよ。」

「そうなのよ。3年ほど前かしら。補給部隊で働いていた時、魔人騎士の襲撃で毒にあてられたのよ」

 女店主は銀貨をカウンターの上を滑らせながら手慣れた様子で受け取った。
 銀貨をカウンター下の鍵のついた箱に入れ、代わりに大銅貨4枚と銅貨2枚を取り出すと、お釣りとしてカウンターの上においた。
 女性客は、お釣りで置かれた大銅貨1枚をスッと指で押し返す。

「もしかして、それからずっと病院暮らし? あっ! これ両替頼めるかしら」

 女店主はその大銅貨一枚をさっと受取り、先ほどの箱から銅貨10枚を手早く数えてカウンターに並べた。

「大変ね。病院代も馬鹿にならないでしょう」

 女性客は他人事のように呟きながら、カウンター上のお金を一枚ずつ確かめるように財布に入れる。
 女店主は、カウンターに肘をつき、指で丸を作り小さく振った。

「結構高いのよ」

「ご主人、いいところにお勤めなのね」

 女性客は、振り返り羨ましそう蘭華と蘭菊をみる。そんな女性客の腕を女店主は、そっとたたく。

「それがね、ご主人、3年前の襲撃のときに人魔症で亡くなっているのよ」

 しまったとばかりに女性客が口に手をあて驚く。
「えー、それならお金大丈夫なの?」

「最初の頃は、蘭丸ちゃんて言ったかしら、そのお兄ちゃんが、神民学校に行っていたから学校からでてたみたいだけどね」

 女店主は、手招きし、女性客の耳に手を当てコソコソ話す。
「そのお兄ちゃん途中でいなくなったのよ」

「えー」
 女性客は小声で驚く。

「それで打ち切り」
 女店主は、手で首を切る。

「ちょっとそれは……」
 言葉を詰まらす女性客

「それからあの子たち、自分たちで、働いて病院代稼いでいるのよ」

「あの子たちにそんなにあげてるの!」
 目を丸くして驚く女性客。そして、まじまじと店を見渡した。
 バカいってんじゃないわよと言わんばかりに、笑いながら手のひらを前後に降る女店主。
「そうじゃないわよ。親の貯金よ」

「びっくりした」

 自分も、この店で雇ってもらおうと思っていたのであろうか、ちょっと残念そうに驚く。
 女店主は、心配そうに蘭華と蘭菊を見つめる。

「あの子達、毎日毎日、朝と夕方、病院とここの往復よ。服もね、いつも同じものばかり着てるし」

「ここのアルバイト代も病院代に充ててるのね。偉いわね」

 女性客は、手さげカバンをパカリと開け、財布を奥の方へと大事そうにしまうと、確かめるように、カバンをポンっと叩いた。

「それでね…今日がね、その病院代の支払い日なんだけどね。あの子達、もうお金がないらしいのよ」

 おもむろに女性店主は、女性客の目を見る。
 女性客は、あわてて手を大きく降り、少し後ずさる。

「えっ! 私ないわよ。私も今月は厳しいのよ!」
 目を反らす女性客。まぁ、当然の反応であろう。見ず知らずの子供たちに施すほど、この女性客に余裕があるとは思えなかった。いや、余裕があったとしても、今、聞いた話しが本当かどうかも分からないのに、たちまちお金を施すなど常識的にあり得ない。

 第40話 金貨をどう使うかは俺の自由だ!(5) より

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