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令和6年6月21日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

NISSIN
唐辛子練りこみ麺
「とんがらし麺」
チーズヤンニョムチキン味

だぁぁぁぁぁぁ


早速! いただきます!

また!これかい!
そうなの~♪またまた♪これなのよぉ~♪

でもね……
残すところ……あと一個。
もう、ストックの山には在庫が1個しか残ってないの……

こうなると、かえって寂しいものである。
かといって、これを後生大事においておくと、また、賞味期限が1年、2年と過ぎてしまいかねないのだ……
当然そうなると、カップ麺の中の具材の色が茶色に変色……まるで年老いたジジイのような饐えた感じになってしまうのである。

だが、このカップ麺をよくよく見てみると、色は赤色!ホットな感じwww
ということは!
具材の色が茶色いに変色してもおそらく違和感はないかもしれない。
なら大丈夫?
大丈夫なわけあるかいwwww
オウ!オウ!!オウ!!!
この遠山の金さんの舌がまともなうちは!色は誤魔化せても味は誤魔化せねえぜ!
この背中に咲いた桜吹!雪散らせるものなら散らしてみやがれ!

などと、最近、時代劇がめっきり少なくなったなぁ~としみじみ思った次第でございます。

はい! ということで、今日は「遠山の金さん」つながりのお話を。

 これにはクロトも、さすがに生きた心地がしなかった。
 ルリ子をさらった奴らを相手にする覚悟はしていたが、まさか、こんな大蛇の魔物を相手にするとは思っていなかった。
「タ……タカト君……さすがにこれはまずいんじゃないかな……」 
 というか、これは……生きて帰れる気が全くしないwwww
 
 そして、二人の前に立つカルロスもまた焦っていた。
 クロトの話を聞いた限りでは誘拐犯は人間らしかった。
 魔装騎兵になれば余裕で片が付くと踏んでいた……
 だから、魔血タンクが2本しかないと言えども、十分おつりがくると思っていたのだ。
 それがどうだ……
 目の前に立ちふさがるのは誘拐犯の人間などではなく、先ほどチャンピオンが相手をしようとしていた大蛇ではないか……
 ――ちょっと待て! こいつは、あのチャンピンが戦う相手だぞ……魔装騎兵になったとしても魔血タンクが2本で足りるのか?……というか、どうしてこんなことになったんだよ?
 実戦経験豊富なカルロスはすぐさま状況を把握しようと周りを観察した。
 すると……
 壁の赤いボタンに指を突っ込んだまま固まっているタカトがいるではないか。
 そのボタンは蛇の入った檻を強制的に開けるボタン。
 そう、金網デスマッチのリングに大蛇の入った檻を接続したときに開けられなかった際の非常用のボタンだったのだ。
 そんなボタンを……こともあろうか、タカトがポチっと押していたのだ……
「お前は! なんばしよっとかぁぁぁぁぁ! この馬鹿チンがぁぁぁぁ!」
 ということで、カルロスは金八先生ばりに大きな怒鳴り声をあげたのである。

 だが、この三人以外にも驚いた者たちがいた。
 そう、それは部屋の奥に隠れていたデスラーとサンド・イィィッ!チコウ爵であった。
「なんだとぉぉぉぉぉ! なんで蛇の檻が開くんじゃいぃぃぃぃぃいぃ!」
 控室の奥に高く積み重ねられた木箱の上でデスラーが叫んでいた。
 というのも、今や蛇の頭はデスラーたちの高さまで伸びている。
 もし今、目の前の蛇が背後に振り返ろうものなら、その口との距離はもう目と鼻の先。そう、チロチロと伸びる蛇の舌先が届きそうな距離なのである。
 そのせいか、デスラーの横ではルリ子の腰にしっかりと手を回して身動きがとれないほどしっかりと抱きかかえたサンド・イィィッ!チコウ爵があたふたと慌てふためいていた。
「イィィッィィィ! イィィッィィィ! デスラー副イィィッィィィん長! ここは安全ってイィィッィィィったじゃなイィィッィィィ!」
 それはもう、「イィィッィィィ!」と三回以上言っていることに気づかないほどの慌てようw
 どうやらこの控室は挑戦者である大蛇の控室だったようである。
 まぁ、試合が始まる前から潜んでいた二人にとっては、最初から蛇がいたことは分かっていたはずである。
 それが、ここにきて大慌てとは、これいかにwwww
 だって、仕方ないじゃん!
 目の前に大蛇の魔物がいたとしても、それは檻の中。
 危険など全くないとデスラーは踏んでいたのだ。
 だからこそ、明日の朝、ツョッカー病院が開くまでの間、この控室に隠れていれば何とかなると思っていた。
 というのも、なぜか戦術的撤退をする自分たちの跡を追って少女が一人ついてきたのである。
 しかも、先ほどから「お父さん!」と叫びながらサンド・イィィッ!チコウ爵に抱きつき離れようとしないのだ。
 この状態で、デスラーの自宅に帰ろうものなら、この少女、一緒についてきてしまいかねないのである。
 ――それはまずい……さすがにまずい……
 そう……このままでは、少女の誘拐犯にされかねない。
 というか、そんなことはどうでもいいんだよ!
 というのも、デスラーの部屋は遠山の金さんのポスターでいっぱいだったのだ。
「この胸の桜吹雪!散らせるものなら散らしてみやがれ!」
 吉本の桑原さんも驚くほどの枝垂桜をブンブン振り回しながら悪党どもをなぎ倒す!
 それは遠山の金さんに扮するお登勢さんwww
 ホテルニューヨークのコスプレイベントの一幕であったwwww
 そんなお登勢さんの写真で埋め尽くされた神聖な自室に、こんなションベン臭いガキを招き入れることができようか!
 いやできはしない!
 というか!
 ――こんな十代のガキなんておよびじゃねぇんだよwww女は60を超えてからが味が出るんだ! スルメだってそうだろう! 噛めば噛むほど味が出る!
 そう! 何を隠そうデスラーはババ専だったのであるwwww
 
 というか、ルリ子はこの蛇を見て叫び声をあげなかったのだろうか?
 確か、サンド・イィィッ!チコウ爵に引っ付いていたんだよね……
 いや、ルリ子も叫び声をあげたのだ。
 だが、あまりの恐怖にすでに人の耳で聞こえる周波数帯を凌駕していたのであるw
 というのも、ルリ子は蛇が大の苦手。
 糸ミミズの様な小さな蛇でも逃げ回るのに、目の前にいるのは巨大な大蛇なのだ。
 そんな蛇を見て絶叫だけで済むわけがないwwww
 ということで、現実逃避をしたルリ子は、すぐさま気を失ったのであった。

「開血解放!」
 大蛇の魔物を目の前にしたカルロスは迷わず魔血タンクをユニットに突っ込んだ。
 今、自分の背後にいる少年たちを守れるのは自分しかいないのだ。
 ならば!一瞬の迷いが命取り。
 立ち上る蒸気の中、黒い亀の鎧に包まれた魔装騎兵が気勢を上げる。
「先手必勝! チェッストォォォオォ!」
 と、勢いよく引いた右手とともに大蛇に突っ込んだ!

 かぷッ♪

 ――あっ! 食べられたwww
 タカトの目の前で、カルロスは頭上から落ちてきた大きな口に包み込まれた。
 そして、首を持ち上げた蛇の喉を通っていく大きな塊……
 ――おそらく……あれはカルロスのオッサンの体……
 ということで、カルロス瞬殺wwww

 ――って、これからどないせいちゅうねん!
 と、タカトは思ったことだろうwwww
 おそらく目の前の大蛇はカルロスを飲み込んだ勢いそのままに、タカトとクロトに向かってくると思われた。
 だって、蛇の顔がタカトのすぐそばにあったのだ。
 もう、うろこの凸凹もよく見える。
 しかも、よくよく見るとそのうろこはツヤツヤでお手入れがよく行き届いている様子。
 ヤッパリこの大蛇、女の子なのだろうwww
 まあ、アジャコンダって言われるぐらいなのだからwww
 って、そうじゃねぇ!
 えっ? 違うの?
 そう、「Journal of the Royal Society Interface」に掲載された論文によると蛇のうろこの表面は極めて薄い潤滑油で覆われているらしいのだ。
 その被膜の厚さは、なんと!数ナノメートル。
 ちなみに人間の髪の太さが約50~100µmなので、その数万分の1の薄さなのである。  
 そして、この潤滑油があるおかげで蛇の滑らかな動きが実現しているらしいのだ。
 読者の諸君! 勉強になったかなwww
 って、今はそれどころじゃねぇんだよwww
 そう、今やタカトの視界に映るうろこが次々と波打っているのだ。
 ――あかん……食べられる……
 さすがに能天気なタカトも死を覚悟した。
 ――あ~あ……俺の人生……せめて死ぬ前にHとまでは言わないまでも、Oッパイぐらいはもんでみたかったな……いや……Gんシャむ……プレイをだな……にゅむにゅ……
 ということで、覚悟を決めたタカトは辞世の句を詠んだ……
『白花粉 肉花にまくことなく散りにけり……せめて、朝顔だけでもまいてみたかった』チーン!

 だが、死を覚悟するタカトを尻目に、アジャコンダの頭はぐっと天井に向かって伸びあがった。
 そして、クルリと向きを変えたのである。
 
 慌てたのはデスラーとサンド・イィィッ!チコウ爵。
 確実にアジャコンダの眼が二人をロックオンしているのだ。
 ゆっくりと迫ってくるアジャコンダの大きな頭。
 このままでは先ほどの魔装騎兵のように簡単に食われかねない。
 だが、デスラーは腐ってもツョッカー病院の副院長! そして、融合加工コンテストの審査員長を務める男だ!
 ついに通称『デスラー総統』と呼ばれる真の力を、ここに発動させたのである!
 そう、デスラーは右手を大きく前に振り出しサンド・イィィッ!チコウ爵に命じたのだ。
「サンド・イィィッ!チコウ爵! デスラー砲用意! 目標!アジャコンダ!」
 それに応じるかのようにサンド・イィィッ!チコウ爵が答える。
「イィィッ! デスラー砲発射用イィィッ!完了! イィィッ!」
 そして、デスラーは手に持っている拳銃型の発射装置で狙いを定める。
「くそ蛇め! デスラーの威力を見せてやるぞwww」
「ピイィィッ・ピイィィッ・ピイィィッ」
 その横で、サンド・イィィッ!チコウ爵がまるで工事現場のように緊張感を高めるような効果音を奏でながら股間を手でまさぐっていた。
 そして、満を持して! デスラーがにやりと笑ったのである!
「デスラー砲! 発射!」
 ガチャリと引かれる拳銃のトリガー。
 瞬間、デスラーたちが立っている高台の上から蛇の顔に向かって一条の白線が走った。
 ビュル! ビュル! ビュルビュルリぃぃっぃ!

 そして、アジャコンダの顔にビチャビチャビチャ!
 白濁の花粉が飛び散った。
 コレこそ朝顔の花。
 いや、今は夜だから夜顔か。
 そんな大きな乙女の顔面から白濁の液体が頬をつたって口へと垂れ落ちていた。
 もしかして、コレは……機動戦士Gんしゃ!ム?
 って、アジャコンダは蛇だからねwwwエロくもなんともないのwww
 だから、決して勘違いしないようにwwww

 えっ? なに?
 そのデスラー砲はどこから発射されたんだって?
 それによってはエロになるだろうって!
 もう……それを聞いちゃう?
 本当に聞いちゃうの?

 高台の上に立つサンド・イィィッ!チコウ爵は腰に手を当て股間を突き出していた。
 当然、デスラー砲は、この股間から発射された!
 と……思われた。
 思われたのだが、おそらく、読者の皆さんが想像しているのとは少々違っていた。
 というのも、機動戦士Gんしゃ!ム?が発進するためのカタパルトが股間から伸びていなかったのである。
 カタパルトがないとは!これイカに!
「アムロ! イキます♡」
 と、白い悪魔が勢いよく飛び出そうとしても、カタパルトによる加速の補助がなければ途中で中折れしてしまう。
 すなわち、敵戦艦のコアにまで到達できないどころか、広い空間にさえ飛び出すことすらできないのである。
 もう、そうなれば、白い悪魔といえども、すごすごとホワイトベースの格納庫に逆流せざる得ない。

 というか、サンド・イィィッ!チコウ爵の股間にはカタパルトそのものがなかったのだ!
 というのも、彼は先ほどまでニシンラオウと戦っていたのである。
 その際、不覚にも股間をまっ平に潰してしまっていたのだ……みんな覚えているかな?
 だから、カタパルトを伸ばそうにも伸ばせない……
 だが、カタパルトがないのなら、ないなりにデスラー砲の発射口を作ればいいのである!
 
 そこにあったのは、ただの穴……
 イメージしやすいように、分かりやすく表現すると、コンバトラーVでチ〇コミサイル、違ったwwwビックブラストを発射した後にできた穴のような感じ。
 そこだけ何かくりぬかれたかのように落ち込んで凹のようになっていたのだ。
 そう、デスラー砲は、この凹んだ穴から発射されたのである。
 だから、凸から放出されていないから、絶対にエロではないのだwww
 ちなみに、放出された液体はサンド・イィィッ!チコウ爵の股間にためられた臭い体液。
 それを、その穴から絞り出したのである。
 あっ! 臭いと言ってもサンド・イィィッ!チコウ爵はゾンビですからね!当然体液も腐って臭いんです!勝手にエッチな勘違いをしないように!

 そんな臭い液体が顔面にかかろうものなら、普通の女の子であれば大いに怒ることだろう。
「ちょっと! そんな汚いもの顔にかけないでよ! 髪が痛んじゃうじゃない(怒!)」
 ということは、当然、乙女であるアジャコンダも興奮気味!
「シャァ! シャァァァァァシャァ! シャシャァァァァ!」
 何を言っているのか全く分からないが、シチュエーションから推測すると、多分、怒っているに違いない。

 第651話 カルロス!瞬殺!より

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