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高校生活唯一の友人に四年ぶりに会ってきた話

今日も起きれました。

本日は実家から関東に帰る日でした。
山ほどお土産を渡されたので次からは一泊でもキャリーで帰ろうと心に決めました。
腕もげそう。
明日は肩こり待ったなしですね。

さて、この帰省にはもう一個やりたいことがありました。

『唯一の高校時代の友人に会う』

です。

いつか書きましたが、私には高校時代にとても大切な友人がいました。
当時きまぐれに入部した茶道部で出会ったのがきっかけでした。
彼女は他のクラスでしたが、なんとなく空気が私に似ていて、それでいて似てないところがめちゃくちゃ好きでした。
彼女にちょっかいをかけるのが大好きだったので、嫌な顔をされても話しかけ続けましたし、彼女の青春を奪ったと言っていいほど一緒にいました。

他のクラスだったにも関わらず、昼は彼女の教室に押しかけ、掛け持ちの部活も同じところに入り、イベントごとは殆ど彼女に引っ付いていました。
合唱コンクールで彼女が真面目に歌っているのに号泣し、文化祭では彼女と茶道部に入り浸り、体育祭で彼女が出場するバレーを全力で応援していました。
どうせクラスで孤立していたので、ちょうど良かったんです。
高校の思い出は殆ど彼女との思い出です。

卒業式の後、彼女以外の連絡先を消したので、高校の同窓生で私の連絡先がわかるのは彼女だけです。
そのくらい彼女のことが大好きで大切でした。

四年前、彼女が関東に引っ越してきたと聞いて会いに行きました。
彼女は変わってないようで変わっていて、
私はそれがちょっとショックでした。
私がいなくても友達ができて、毎日楽しくやっている‥‥‥そんなこと言ったら私だって友達ができましたし、恋人もいたし、それなりに楽しい生活をしていました。
でも何故かすごく嫉妬した。
すごく寂しくて、遠くなった気がして、それから疎遠になりました。なんとなく連絡しづらくなってしまったんです。 
結婚したことも、彼女に言えないままでした。

彼女に連絡しよう、と思ったのはとある電車に乗ったとき、「この電車、彼女に会うときに乗ったんだよな」と思ったときでした。 
今何してるのか、どこにいるのか、そんなことがとても気になったんです。
もともとレスポンスは期待していませんでしたが、思い切ってLINEすることにしました。

すると意外と早く連絡がありました。
「どうしたの?」に返す言葉がなくて、震えていました。
だって返信が来ると思わなかった。
四年も音沙汰なかったのに。

とりあえず続けるキャッチボールの中で、
彼女が実家に帰っていること、仕事の都合で日曜なら会えること、を知りました。

それもあって、私は帰ることを決めました。
約束を取り付け、地元に帰り、そして今日を迎えました。

すっごい緊張した。

でも最後に会ったときの彼女とは何も変わっていなくて。
私がうるさく話して彼女が聞いてくれる。
そんな高校時代みたいな時間でした。  
結婚したことを伝えたら随分とびっくりされました。
まぁしないみたいなことを学生時代は言ってましたもんね‥‥‥私‥‥‥。

でも本当に会いたかったんです。
ずっと会ってくだらないこと話して、フラフラダラダラして。
そんなことをもう一度したかった。

だから、今日はほんとに会えてよかったと思っています。
なんでもっと早く連絡しなかったんだろうとか、色々あるけど、それでもあのとき連絡しようと思った自分は間違ってなかったんだなぁ。
改札の向こう側で見送られたあの寂しさ。
でもそれ以上の満足感。また帰省したら連絡入れるつもりです。

また会いたいな

そんな感じです
それではおやすみなさい

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