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3Dプリンタの見た目を3Dレンダリングで再現する

どうして?

FFF/FDM 3Dプリンタで部品をプリントするとき、どうしてもCAD上で見ているキレイなモデルと比べてプリント後の見た目(意匠)がなかなか想像できなかったりします。スライサーでも下図のように最終的に出力される見た目をプレビューしてくれるのですが、3Dプリンタで完結する部品やデザインモノだと色や質感、他の部品との組み合わせetc…を表現したい!という願望が出てきます。

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この記事に興味を持ってくれている人がいれば、それはもう3Dプリンタユーザーだと思っているので細かい説明は割愛します。ご不明点はコメントやtiwtterなどで投げてください。

今回はボリュームなどのツマミをデザインし、実際に使えるものを作ってみました。こちらが今回デザインしたツマミのCAD上のプレビューになります。

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そしてこちらが実際に3Dプリントしてできあがったツマミたちです。
積層ピッチを変えて何個か作っていたので、上部の窪み部分の見た目が変わっているのが分かるかと思います。

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このように、設計した3Dデータと実際のプリント品ではプリント設定により大きく見た目が異なってきます。これを想像しながら設計・製作するのはなかなか難しいのです…。

この記事ではサムネイルのような画像をCGレンダリングで表現し、3Dプリント前に積層造形の意匠を確認できる方法をお伝えしたいと思います。

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