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98.妻が妊娠してから、僕に起きた変化

妻が妊娠してから、僕の生活は少し変わりました


わざわざ「少し」と書いてしまうと、不誠実な夫、だと思われてしまうかもしれませんが、僕自身の生活としては、やはり「少し」の変化しかしていないので、ここは正直に書かせてもらいます。
※ただし「心の変化」は計り知れません。妻の体が心配で心配で仕方なくなりました。


具体的に言うと、日々の生活の中でいくつかの習慣がうまれました。

が、その習慣の話をする前に、まずは生活を「少し」しか変えなくて良かった理由を書きたいと思います。

大きな要因の1つが、「働き方が柔軟になったこと」です。


僕が入社した頃は、昭和気質がどっぷりと残り、残業ありきの業務量が社員1人1人に与えられている印象だったのですが、今では「別の会社なんじゃないか、、?」と疑ってしまうほど、働き方が変わりました。


テレワークが気兼ねなくできる環境は、妻が妊娠する前からあったので、見た目上の生活の変化は最小限だったと思います。


それからもう1つの大きな要因が「飲み会がなくなった」ことです。

これはご時世的な問題で、世間的には必ずしも良いと言える話ではないのですが、僕たちの家庭内だけのことを考えると良い方向に傾きました。
特に、まだ安定期に入る前は、「助かった~」と思うことが多々ありました。


妻のつわりは見ているこっちまで辛くなるものでした。少しでもそばにいたい、という想いとは裏腹に、もし上司や得意先との飲み会があれば断ることは難しいです。

サラリーマンの「飲み会も仕事」という風潮は好きではありませんが、気持ちはわかります。
妊娠を公にしていない期間での飲み会が自動的になくなり、僕個人としては、本当に良かったと思います。


さて、ここからは僕の生活に新しく根付いた習慣について話をしたいと思います。


□習慣その1



妻と会話する機会をなるべく多くする。
日々の生活の中で(特に平日は)意識しないと会話がどうしても少なくなってしまいます。
仕事で疲れていたら、お風呂に入って、ご飯を食べて、寝る。

といった最低限の行いのみをし、最短距離で1日を終えようとしてしまいます。
必ずしも悪いことではないと思いますが、僕も妻も「親になる」ことは初めての経験です。

特に妻は、自分の体の中に起きている急激な変化に不安や戸惑いを感じていると思います。
不安や心配を取り除く(もしくは取り除こうとする姿勢を見せる)ことは、とても大切なことだと思います。

例えば、出社しているときは、会社から駅までの帰り道になるべく妻と電話をして会話することを心がけています。ほんの10分程度ですが、僕にとってもリフレッシュする良い機会になっています。



□習慣その2



漫画「コウノドリ」を毎日読む
2015年(シーズン1)と2017年(シーズン2)にドラマ化されているため、ドラマの印象が強い方も多いかと思います。

僕はドラマは見たことがないのですが、妻の妊娠がわかってから毎日2、3話ずつ漫画を読み進めています。
辛いシーンの多い漫画なのですが、「母子ともに健康で産まれてくることは当たり前じゃない。奇跡なんだ」と思え、日に日に母親然としていく妻と、確実に成長し続ける赤ちゃんに感謝の気持ちでいっぱいになることができます。

具体的には「切迫流産」「未成年妊娠」「喫煙妊婦」「双子」「マタニティブルー」など、どんな妊婦にも起こりうるテーマを2,3話毎に取り扱ってくれており、ストーリーを楽しむばかりでなく、最低限の知識を提供してくれます。
また絵に描いたような「悪い夫」が登場することも多々あり、自身の行動を見直す良いきっかけとなります。

ただし、本当につらいシーンが多いため、妊婦さんが読んでしまうと、かなりブルーになってしまうかもしれません。旦那さんが読んで、心配性になってしまう、くらいで丁度いいかもしれません。ちなみに「マガポケ」というアプリで全話無料で読むことができます。気になった方がいらっしゃったら是非お読みいただければと思います。


□習慣その3



毎日、日記を書く。
妊娠期間中は目まぐるしく体調や感情が変化していきます。
読み返してみると、日々の変化を楽しめますし、将来大きくなった我が子に、産まれてきたときの状況を伝えることができたら、面白いかもしれません。
ただし、これは僕の習慣ではなく、妻の習慣です。

僕も毎日日記を書こうと思ったのですが、なかなか継続することができませんでした。
なんとかメモ程度の日記を数日に1回更新している次第でございます。
過去にも何度か、「日記を書こう!」と決意したことはあったのですが、妻も僕も長続きしませんでした。
母親としての自覚なのか、今や妻の日記は完全に習慣化しています。見習わなければ。。



***



大きくこの3つが僕たちの生活に加わった新しい習慣です。
細かく書けばもっとたくさんあるのですが(毎日葉酸を飲む・体重管理を行う・たまひよのアプリを毎日チェックする等)、何だか長くなってしまいそうなので割愛させて頂きます。

それから習慣とは少し違いますが、やはり心持ちは大きく変化しました。
具体的には将来のことを考えるようになりました。


もちろん子ども授かる前にも将来のことは考えていたのですが、今思えば「目先の将来」のことしか考えていなかったです。
今思うのは、もっと先のことです。
我が子が10歳になる2031年、成人を迎える2041年、家庭を持っているかもしれない2051年・・・・
10年後、20年後、30年後の世界について考えるようになりました。(気が早いですし、何が起きているのか全く見当もつきませんが。。)


「昔は良かった」なんて口癖がなくなり、「今が一番いい!」と言える人がたくさんいる世の中であったのなら、僕は大変うれしく思います。


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