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読書感想文的な何か

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本の感想を書いていきます。 2024年(10/31まで)は年間目標200冊で設定してます。 2022年に本気を出したので、歴代最大ではないですが1年振りに頑張ってみます。
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♯2『走ル』を読みました

♯2『走ル』を読みました

羽田圭介先生の『走ル』を再読しました。
羽田先生が23歳頃に書かれた作品です。

高校2年生の主人公がひたすらロードバイクに乗って、八王子から北上し続け青森まで行っちゃう話です。

珍しく教訓という教訓がありませんでした。
旅先でも普段いるコミュニティの中でのやり取りが続いて、到着した旅先での話がほとんどなし。

というところは、他の旅系の小説とは毛色が異なる内容になってるんじゃないかと思います。

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♯1『イン ザ・ミソスープ』を読んで考える。自分は優しい人なのか?

♯1『イン ザ・ミソスープ』を読んで考える。自分は優しい人なのか?

本の解説、というよりも何を読んでどう感じたかを残していく備忘録的なゾーン。

今回読んだのは村上龍先生の『イン ザ・ミソスープ』。
超アバウト解説をします。

『イン ザ・ミソスープ』
1997年発売、村上龍先生の作品。
新宿、歌舞伎町を舞台に、アメリカ人のフランクが凄惨な事件を引き起こす。日本人の危機意識のなさ、無目的で生きることへの危険性。そんなことを伝えているんじゃないかなと思った作品です。

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