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著書発刊記念トークイベントを行いました

5月23日、青山ブックセンター本店にて、著書発刊記念のトークイベントを行いました。参加総数40名程度。
今回は、2023年4月12日に発売された著書「集客できる展示会ブースづくり」の発刊を記念してのイベントになります。
今回のイベントでは通常のセミナーではなく、著書執筆への想いを中心として、なぜ本書を書こうと思ったのか、展示会での集客のポイントとは何か、その考え方が、現在の商業施設にどんな可能性をもたらすのかと言った内容をお伝えさせていただきました。

著書「集客できる展示会ブースづくり」発刊記念トークイベント/青山ブックセンター本店

青山ブックセンター本店にて開催

青山ブックセンター本店は、青山近辺を歩く際に必ず立ち寄るお気に入りの書店。そんな場所で、今回のようなトークイベントを行えるとは、本当に感謝です。表参道から骨董通り周辺は日常的に歩くことが多い場所なのですが、そんな時には必ず立ち寄っている書店で、特にデザイン関係の本が充実しているので、デザイン関係者の多くはこちらに立ち寄っているのではないでしょうか。
今回発刊となった著書、実店舗ではこの青山ブックセンター本店がもっとも多く取り扱いされています。こちら以外では、全国の丸善・ジュンク堂の他、代官山蔦屋、銀座蔦屋等にて。

今回の内容は

第1章 今回の著書について
第2章 プロフィール
第3章 現在の展示会と展示会ブース
第4章 SUPER PENGUINのブース構築方法
第5章 建築インテリアデザインの現状
第6章 まとめ|「展示会知識」の店舗への活用

受付前には著書と共にブース模型を設置

上記を1時間半かけてご説明しました。
特に、今回参加される方は展示会業界関係者もいらっしゃる反面、業界関係者外も多く見込まれたことから、現在の展示会業界の状況も解説し、それと共に建築インテリア業界のデザインの特徴、そして今回の裏テーマである「ビジネス空間デザイン」がどう関係してくるか、といったお話もさせていただきました。

特に、今回は上記のお話をする前提として「空間デザイン」について注力してお話をしています。建築・インテリアデザインの関係者であれば当たり前の知識なのですが、一般の方は言葉は知っていても本当の意味を知っている方は多くはない、と日頃の業務を行っていて感じています。

空間デザインとは何なのか?
「空間デザインは心理学」と常日頃セミナーではお伝えしているのですが、同じ3次元でも「形をつくる」のと「空間をつくる」ことでは思考法が全く異なります。しかし、まだまだ一般的には3次元的な形をつくることを「空間デザイン」と考えていらっしゃる方が大半。本書では、「形態をつくるように3次元をつくる思考」を「オブジェ思考」と呼び、そこにいる人の「心理」を基軸にして空間を構成していく手法を「空間デザイン思考」と呼んでいます。そして、展示会ブースデザインの多くは、オブジェ思考によって考えられている、とも。

いつものセミナーとは違って、日頃感じている考え方をご説明する場だったので、私としても話をしていて新鮮でした。
本内容、場所を改めて、もう一度お話ししようと考えています。
7月にでも。
今回、行けなかった、という方。
是非、次回はお越しください。


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