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試合の結果と満足度は関係ないらしい。

過去の記事で、サッカー観戦というのは結果次第で非常に悔しい思いをしてしまうギャンブル性の高い娯楽であるということを書いたのですが、どうもそれはサポーターに限るようですということが発覚したので一本記事を書きます。

先日の国立競技場で実施されてたJ1リーグ第30節 神戸VS鹿島
結果は右サイドをぶち抜かれて二失点、松村のゴールで一点を返すも終始勝ち筋の見えない内容で3-1の敗戦を喫しました。
私以外普段サッカーを見に行かないメンバー10人で観戦しました。

5月の国立(鹿島vs名古屋 ○2-0) もほぼ同じメンバーで見に行ったのですが、みんな心から楽しかったといってまた来てくれたわけです。
それはもう!勝利をお届けして今回も最高に盛り上がろうと意気込んで試合の日を迎えました。

結果は前述のとおり散々。今回はRADWIMPSのライブもないし、内容もよくないしあぁ楽しんでもらえたかな、、と思っていたのですが
なんかもうみんな笑って喋ってんですよ。帰りのあの人混みの中で。ゴール裏2階から降りてく激混みの階段でさ。なんなら騒いでるの自分たちだけだから勝手に一人で気まずくなってた。笑
んで一階降りてからみんなでピッチをバックに写真撮って、外に出た後も国立競技場のロゴの前でみんなで写真撮って。

あれ?勝ち負け大事って思ってたのって私だけ?

私だけみたいなんですよ、そこにこだわってたの。
友達とみんなで普段来ないところにきてサッカー見てワイワイするだけで楽しいって言ってました。勝敗は別にサポーターではないし、残念ではあるけどあまり重要ではないと。なるほど勝利が大事と思っていたのは私だけか。何ならみんなのおかげで私は敗戦のショックから立ち直るのがすごく早かったです。
サッカーの力ってスゲー!!別に勝っても負けても面白いんだって!

でも確かに、フラットな気持ちで柏vs福岡を見ていた時に思ったんですよ。
あぁ、思い入れのある鹿島アントラーズ以外の試合見るのも楽しいなって。
どっちが勝っても負けてもよくてフットボールを純粋に楽しんでいるというか。

応援と観戦は別物

特定のクラブを応援することと、フットボールを見ることはやはり別物なのかもしれません。もちろん、応援することは試合を見ることでもあるのですが。
実は私はゴール裏から試合を見るのってそこまで好きじゃないんですよ。
カシマで言うと上階のイーストから見るのが好き。もう一個言うとイーストの中央通路前3列が至高。俯瞰できるポジションから、手もたたかずチャントも歌わずに見てる時が本気で試合に集中してる時なんです。

もちろんゴール裏にも楽しみはあって、感情を爆発させながら見るのも楽しい。しかし、私にはフットボールを見たという充実感はあまりないのです。

しばしゴール裏で応援しないサポーター問題が話題になりますが、
一番安い席がゴール裏であるというのが問題なんじゃないかなって思います。にしてもいいのかなって思ってます。

個人的なこうしたらいいのに!は以下の通り。
①イーストとウエストもゴール裏と同じ値段にする
②家族向けの割引チケットをゴール裏2F・イースト・ウエストに作る
値段で選んでいる層をゴール裏から移すのが目的かな。②は来シーズンに実施する小学生以下のイースト・ウエスト無料の施策が近いかもしれません。将来のサポーター育成かつ家族連れが来やすいのはとても良いなと思ってみてます。新規層が入ってこないと死んじゃうからね界隈が!

飛ばない人も声出さない人もお金払ってみてるんだから文句言う資格なんてないんですよ本当は。それでも、ゴール裏を熱くしたいんだったら彼らが他の席に座りたくなるようなメリットがあればいいじゃんって思うんですよ。

あとサポーター同士で批判しあうのはよくない。とてもよくないと思う。同じチームを愛するものなんだから分かり合えるってきっと、嫌な思いしないで済む方法あるって!と思ってます。それでどっちかが離れちゃったらクラブにとっての損失だよ。

長くなりました。話がぶれたし、愛が世界を救うよねLove&Peaceみたいな締めくくりになりましたが、フットボールの力って私たちが思ってるより大きくて多面的なんだと思うよ!あと、同じものが好きならいがみ合うのはやめようよ!ということで。

〈了〉

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