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悔しい時も嬉しい時も甘いものは味方

昨日は、簿記検定3級を受験したものの、合格点(70点)にあと2点届かず不合格になりました。

CBT方式という、個々にパソコンの前に座って、それぞれ違う問題が出題されるという、カンニングができない受験システムです。

前回(6月下旬)に初受験したけれど、慣れていなくてオタオタしている間に終了。手も足も出ない情けない結果でした。

学生時代に拒絶したことを今取り戻したい一心で勉強したけれど、前回も今回も不合格でした。


40代以降からの資格取得は、老化や一番人生で忙しい年齢でもあるので、合格まで少し時間がかかると言われています。

私はというと、持病で飲む薬のことで「脳の機能を鈍らせて思考力を落とす。そのついでに記憶力が低下する」と、主治医から説明を受けました。

勉強は別にしてもいいけれど、健康体の人より苦労するのは、わかっていたつもりでした。

ただ、薬を服用し始めてから「記憶力が悪い」「記憶したことがうまく引き出せない」「理解していたはずなのにできない」と最近は実感するようになりました。

それはFP試験であり、簿記検定でわかってきたのです。

試験直前から緊張して、2週間前は完璧だったことができなくなってしまいます。

そして、本番で涙を流すしてしまうのです。

「あともう少しで手が届くのに」

今までの資格試験で、手が届くのに届かないもどかしさに、何度も泣きました。

昨日なんて、試験終了と同時にパソコン画面に自分の点数が表示されますから、大きなショックを受けました。


帰りに悔しくて悲しくて、やけ食いしてやれと、高校時代からよく母と三者面談の帰りに立ち寄ったり、娘の学校帰りに寄り道する甘党屋さんで、クリーム冷やしぜんざいを食べました。

泣きそうになったけれど、ひたすらクリーム冷やしぜんざいを食べました。

目の前のおじさんが、おいしそうなわらび餅かき氷を食べているけれど、私はあんこが食べたくて、ひたすらあんこものを食べていました。

そこでふと気がついたのは、「あんこって時間をかけて煮て作るよね。おいしいあんこを作るのに、じっくり煮なきゃいけないもんね」と。

美味しいあんこをいただくには、じっくり煮なきゃいけないし、焦てもいけない。焦って美味しいあんこなんてできないですよね?

だから、私がなかなか合格点まで達しないのは、何も病気がない人より時間がかかるわけで、「美味しいあんこを作るのと一緒だ」と考え方を変えました。

他人より時間がかかるのであれば、自分なりの覚え方や勉強方法、スケジュールをあみ出せばいいのだし、主治医などのサポートも頼れるのなら頼ればいい。

私の場合は、ハンデありなのだから、1人で剣を持って挑まなくてもいいのです。


美味しいあんこのデザートを食べて帰ってから、これからのことを考えました。

私は何回目で合格できるのだろうか?

このまま資格取得を続けていけるのか?

子供の進学や自分がどれだけ精神面で持ち堪えられるかなどを考えた結果、再トライは未定だけれど、じっくり勉強して、チャレンジしようと決めました。

人より不器用で遠回りでの受験だけれど、自分からギブアップしなければいけない時までは、じっくり勉強を続けていきます。

次は合格して、お店で一番高いあんこのデザートで祝杯をあげますね!

て、どれがあんこ率高いか、チェックするのを忘れてきました!
合格した時に吟味して食べます(ニヤリ)



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