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【日々のつれづれ】家族になるということ

今日は本当にはたからみたらどうでもいいnote。でも自分の心の整理のログとして残したい。

先日私と彼はとある決断をした。登録していた結婚相談所を卒業するということ。彼には一切迷いはなかったみたいだったけど、私にはあった。月会費がまあまあ高かったので、お金の負担がなくなるのはめちゃめちゃ嬉しかったけれど、本当にこれでいいのかなって思ったり思わなかったり。もっとイケメンがいるんじゃないか…という下衆な思いももちろんあったんだけど(あるんかい)、それ以上に自分の選択があっていたかが不安になった。

最近の気づいたこと。それは彼と意見が全然合わないこと笑。主に住む場所。どっちも似たもの同士で若干頑固さん。お互いさまなので、別にどっちが悪いわけでもない。だからこそタチが悪い。

特に住む場所はお互いにとったら譲れない部分。私と彼の会社は全然違う場所にあるかつ今お互いの会社の近くに住んでいるので、どっちかが妥協をしないといけない。それでお互いの中間地点になりそうな場所で決着がつきそうだったんだけど、彼が納得のいっていない顔をした。なので「思うことがあったら言っていいんだよ」といったら

「うーん僕他に住みたい場所があるんだ…」

しかもお互いの勤務地全然関係ないところだった。

お前どういうことやねん!!!!!!憧れじゃなくて現実をみろおおお

と叫びたかったけれど、叫んだところで解決しないのでいったん飲んで明日下見に行くことにした。向こうはウキウキしている。くそー。

というわけでそれを上司に相談してみた(ちなみに私は仕事の相談そこそこにこんな相談ばっかり。歴代の上司の皆様すみません…)。割といらいらしていたのでもう私はこの人と合わないであろうか、もし合わないのだとしたら今のうちに辞めておいたほうが向こうが傷つかなくて済むんじゃないかという割とガチで暗い相談をした。そこで上司に言われたのが

え、人間なんて意見合わないの当たり前じゃん。今までは楽しいだけの恋愛関係だったからどっちかが常に合わせてたんだよ。だって一時的なものだから。でも家族になって長い時間過ごすなら両方譲れないことたくさんあるの当たり前だよ!

確かに、と感じた。

もともと彼と出会う前は違う人と会っていた。その人は彼よりもイケメンだったしお姫様のように私を扱ってくれるし、家事も完璧だし、年は結構上だったけどそんなことが気にならないくらい素敵だった。
だけど今の彼と会っていく中で「自分はどっちといるほうがワクワクするんだろう」と考えた。イケメンはいつもスタイリッシュなお店でおいしいごはんを食べておしゃれな居酒屋さんで好きなだけ飲ませてくれて。一方で彼はよくわからんデートが多かった。てか上司に今まで行ったところ話したら「公園デートしかしてないじゃん、うける」って言われた。そんな中学生みたいなデートしかしていない。

けれど話していて面白かったのは断然彼の方だった。全然生き方は違うけれど、「とりあえず困難な方に首を突っ込んでやりきる」という考えは私と一緒だったし、たくさんの失敗話をしていてとても共感できた。なのでこの人といたほうが絶対に人生楽しいって思えたのが彼と一緒に生きていきたいと思った1番のきっかけだった。

そうは思っても人生のことを決めていく上でめちゃめちゃ壁にぶつかって私は疲れていた。そんなときにあー家族ってこういうものなんだなあって上司の話を聴いて思った。

私の両親はわたしに対して結婚しろとは絶対に言わなかった。でも私は1つの失恋をきっかけに、もう失恋なんかしたくないと思ったし家族が欲しいと思っていた。温かくて自分が安心できる場所。そんな場所を手に入れたいって1年間思って、今やっと手に入れようとして。

けどそれがゴールじゃないんだろう。

こんな崖っぷち32歳にも関わらず正直わたしは彼と生きていくことがとっても怖い。今回住む場所を話す中でも自分が好き放題出来なくなるってのはすごく分かったから。今あるお仕事とかコルクラボとかやりたいことを好きなだけやっていた自分としてはそのやりがいがなくなっちゃうんじゃないかって超不安。

けれどそれは自分が意見を押し殺すでもなく、彼に押し付けるでもなく妥協点を探していくんだと思う。彼が本当は住みたい場所があると勇気をもって打ち明けてくれたように。私が少しでも生きやすくなるように今度からは1人ではなくて2人で考えていくんだろう。いつか楽しいって思えるようになるのかな。

なんか結婚って言うとキラキラハッピーいえーいって感じだったけど思ったより違ったので記録として書いておく。たぶんわたしと同じ気持ちの人いるんじゃないかしら…そんな人がいたら安心できますように。

別に彼のことが嫌なわけではなく、とっても好きで変われない自分が嫌なだけ。急に変われないからゆるゆると妥協点を探りながら歩いて行こう。

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