#5.依存症発症編 潰れていくオペレーター、続かないオペレーター、業務の改善でGoogle広告と上手く付き合う
我々の場合、当初、募集したオペレーターに3~4日程度、Officeで一緒に業務をこなし、お客様対応に問題なければ在宅勤務の取れ高制(歩合制)で事業運用をしていましたが、お客様を取れば取るほど負担増となり、オペレーターの離脱、そして続けても潰れていくオペレーターを量産していました。
使用するSNSコミュニケーションアプリもWhats App、Facebook Messenger、LINE、KAKAO、WeChatから、いくつかのオープンソースで提供されているWEB LIVE Chat等も試したりしていました。
オペレーターが続かなければ、この仕事を継続していくことはできない。
でも、Googleの広告費が売り上げの半分近くを持って行ってしまう...
奴隷依存症 レベル5に到達。
そして、やっと業務改善に向けて進み始めました。
そもそも、タイの方達からも、家で仕事をしていたら全員サボる!みたいな事を古くからの言い伝えのように聞かされていた我々は、在宅勤務で歩合制なら何とかなるのでは?っと安易に考えていました。
っが、今となって思うのは全く逆だな... でした。
むしろ、気を付けていないと仕事を盗むとかで小遣い稼ぎをするアグレッシブな事をする方が多いという考えの方が正しく、オペレーターに悪いことをさせない、悪い人にならせない事の方が大事だと。
着手したのは、
・オペレーターの勤務と給与体系の見直し:在宅勤務のシフト制、時給+歩合ボーナス。
・ツールの改善:これまでプリントアウトした紙で見ていた料金表を、Googleマイマップでレイヤを作り、Zone分けした料金表を皆で共有できる等ネット内ですべての情報を共有。
・共有スケジュールの入力フォームの統一:カレンダーへの入力フォームを作成し、スケジュールの見やすさを改善しながら、カレンダーデータをGAS(Google Apps Script)を使って自動で、Google Driveのスプレッドシートに保存し、ドライバーから料金徴収金額を自動計算。
・ドライバーからの料金徴収方法の見直しと利益率の改定:1仕事毎の料金徴収から、スプレッドシートで自動計算した徴収金額請求を翌日払いに。もともとアプリを想定して決定した利益率を見直し、受け取りはモバイルバンクで受け付け。
公共料金の支払いはモバイルバンクでお支払い。|タイでのデジタル引きこもり生活
更に、この頃まで、ドライバーさん達とのLINEグループで仕事の応募を受け付けていましたが、Googleマップのロケーションシェアも活用し、今、どのドライバーがどこにいるかをリアルタイム監視することで、より、簡単にドライバーを見つけることもできるようになりました。
悪魔の証明。タイに単身赴任してるからって無条件で不倫、浮気の濡れ衣を着せないで|タイでのデジタル引きこもり生活
業務改善は進み、オペレーターの離脱率は低下し、当時の問い合わせ数に対し、これまでとは雲泥の差とも思えるような作業の負担を軽減する事ができ、ムーガタ(タイ風焼き肉)屋でも、結構、落ち着いてビールが飲めるようになりました。
※テザリングでパソコン開いているのは、もはやデフォルトの光景ですが...
#6.仕事の品質を担保してくれるTripadviser。そう、自分で言うより周りに言わす事が大事。|Google広告の奴隷からの脱却
フォロー、スキ、サポート頂ければ幸いです。 プーケットのタクシー屋を営んでおりましたが、これまで作り上げてきたオンラインでの集客やドライバー管理等、事業を構築してきた全てを、さらけ出します。