コミュニティナースたまちゃん

川崎市多摩区のシェア本棚を拠点に地域活動しているコミュニティナース みんなの保健室を企…

コミュニティナースたまちゃん

川崎市多摩区のシェア本棚を拠点に地域活動しているコミュニティナース みんなの保健室を企画運営しています 日々感じたことを書いています

最近の記事

日常に関わりを仕掛ける

コミュニティナースとは何する人なの? 最近よく聞かれるのですが その場でスッキリ説明するのがなかなか難しいので書いてみようと思う 暮らしの中で、不調のサインを察知することができていれば日常生活で看護師と会える場面というと 皆さんどんな場面を思い浮かべるだろうか? だいたいの方が、体調を崩したり身体に異変を感じて病院に行って初めて看護師と出会うと答えると思う(親族に看護師がいたりとかいう場合は別ですが…)  しかし病院に行く前に、まちで暮らしている段階でケアが実践されれば

    • レモネードに愛を込めて 前編

      年度目標のひとつに レモネードスタンドに挑戦すること を挙げた この理由を知って欲しい コミュニティナースになる3年ほど前のお話私は小さい頃からウィッグユーザーだ 診断名はついていないものの生まれた時から毛髪の一部が欠損している 髪のまとめ方で何とかなる程度のものかといえば そんな気もするが、やっぱり視線が気になるし何だかんだでウィッグの便利さに気づいてしまい 悟りを開いたウィッグヘビーユーザーと化して今に至る 人に話すと「たいへんだね」とか「好きなヘアスタイルでき

      • みんなの保健室

        駅前本棚のお店番の時間を利用して、暮らしの保健室を運営している もともと未来をつくるkaigoカフェ・ファシリテーター講座の実践演習から生まれた企画というのは前記事に書いたのだが(よかったら読んでみて下さい) はちゃめちゃやってるように見えて、きちんと対話のエッセンスは仕込んであるつもり 暮らしの保健室の機能を参考に月1ペースで運営 拠点としている駅前本棚が民営という強みを活かして、敢えてロックンロールな味付けにしている 暮らしの保健室の開設要件は一応すべて満たして

        • 子供のいない私が子育て支援をする理由

          暮らしの動線上でふらっと立ち寄れる 近所のおばちゃんちの縁側みたいな場所を作った woman's care mum の助産師ともさん みんなの保健室コミュニティナースたまちゃんで LEGOおじさんの秘密基地YUENHAIRにて月一回(だいたい火曜日)開催 どんな世代も予約不要でふらっとお茶飲んで駄菓子食べて本読んでなごんでいただけるまちの縁側 NAGOMI中に子どもたちとLEGO創作にどハマりしすぎて 完成したものがこの通称:魔物(聖獣) フライドチキンみたいな脚があ

        日常に関わりを仕掛ける

        マガジン

        • 駅前本棚
          55本

        記事

          本棚に住むコミュニティナースができるまで 後編

          前回、数々の運命的な出会いから 駅前本棚を借りたところまで書いたが その時点で、私はまだコミュニティナースではなかった ↓本棚を借りるまでの話はこちら R5.10月に駅前本棚を借りてから コミュニティナースになるまでのお話 試行錯誤する日々 好きな本 素敵な本 読んでみてほしい本 ざっと並べただけ パッとしない ひとつひとつの本はとても素敵 選んだ理由はそれぞれある なのに、ただ本棚に並べただけじゃ伝わらない 誰かが手に取るまでにも至らない これじゃ、何か発信し

          本棚に住むコミュニティナースができるまで 後編

          本棚に住むコミュニティナースができるまで 前編

          向ヶ丘遊園のコミュニティスペース白いハコにあるシェア本棚 駅前本棚の第一期が昨日終わった 私の入会は10月から 半年間 走り抜けた記録、せっかくだからシェアしたい コミュニティナースは、しっかりとしたロールモデルがまだ無い新しい地域活動なのだが、 その分、新しい発想、発見を活かせる活動だと思っている この記事は、地域活動を始めたい人のヒントになればいいなと思う 人生って何が起こるか本当にわからない 経過記録なんで、先に結論だけ言うと 運と発見と、とりあえず行動

          本棚に住むコミュニティナースができるまで 前編

          ケアとまちづくり 開かれた対話

          ケアという言葉を聞いて、なにを想像するだろう 自分を大切にする文脈で使われるセルフケア 手入れを示すヘアケアやスキンケア 家ならハウスケアだし、車ならカーケア 広く社会へ浸透している言葉を思い浮かべる人もいれば、 看護ケアや介護の領域の日々実践されている行為という意味のケアや、ケアワーカー、ケアマネジャーといった職業にまつわる単語を連想する人もいると思う 幅の広さも奥行きもあるケアという言葉 使う人、文脈、分野が異なると、具体的な意味や定義も変わってくる このまち

          ケアとまちづくり 開かれた対話

          ケア×まちカイギ 

          区画整理で新しくなっていく登戸遊園のまち どんなふうに育てよう? 孤独や孤立、生きがいや役割、地域医療、共生 病院や施設で解決できない課題を 専門職だけではなく、まちに暮らす人たちと一緒に考えていきたい 当事者意識を育てて、ゆるやかにみんなごと化していくのもいいかもしれない みんなごとにするために、アートやデザイン、音楽など、これまで医療や福祉とは遠いんじゃないか?とされていた分野の視点を入れる 私の住んでいる まち(川崎市多摩区)は そこが得意だと思う 一見 

          ケアとまちづくり 新しい価値が生まれる場所

          告知から2週間 登戸遊園のまちにみんなの縁側的な場所をつくるNAGOMI プロジェクト 4/16火曜日 11:30〜16:00 YUEN HAIRでついにスタート(私は夜勤明けで駆けつける予定) 企画の発端は私が駅前本棚でやっているみんなの保健室 遊びに来てくれた助産師ともさんがアイデアとして企画を持ち込んでくれたのがはじまり 個と個と個で できることともさん(woman's care mum) かかりつけ助産師(プライベート助産師と呼ぶことにしよう) 産院以

          ケアとまちづくり 新しい価値が生まれる場所

          変わりゆく街のコミュニティナース

          区画整理で変わりゆく登戸遊園地区 わくわくする気持ちと同じくらい "変わること"には漠然とした不安が伴うし、 少し怖いと思う気持ちが私の中にも確かにある 不安と向き合ってみたら気がついた どんな街にしたいのか考えた 誰もが楽しく心も身体も健康で過ごせる街にしたい 「誰もが」なのだ 街を歩いている人だけじゃなくて 施設の中の人も、家から出られない人も それを支える人も、誰もが。 忘れちゃいけない、心の個別性にも目を向けたい 変わりゆく街のコミュニティナース 元

          変わりゆく街のコミュニティナース

          ゆうえんトーク#1

          あー 今日もいい日だった と思えるって素敵だ note作ってから4年も月日が経つなんて  そして今日まさかnote再開するなんて 人生ってなかなか予測ができない もー! だから面白いんじゃん!人生は! 先日開催された駅前本棚コアキナイの関連企画 \2024年2月10日 ゆうえんトーク/ 登戸遊園の街のあちこちにポスター貼ってあったから気になってる人も多かったはず 白いハコ企画 初のトークイベント 川崎市多摩区 向ヶ丘遊園のコミュニティスペース白いハコに訪れて頂