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子供のいない私が子育て支援をする理由
暮らしの動線上でふらっと立ち寄れる 近所のおばちゃんちの縁側みたいな場所を作った
woman's care mum の助産師ともさん
みんなの保健室コミュニティナースたまちゃんで
LEGOおじさんの秘密基地YUENHAIRにて月一回(だいたい火曜日)開催
どんな世代も予約不要でふらっとお茶飲んで駄菓子食べて本読んでなごんでいただけるまちの縁側
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NAGOMI中に子どもたちとLEGO創作にどハマりしすぎて
完成したものがこの通称:魔物(聖獣)
フライドチキンみたいな脚があまりにもインパクト強すぎて 写真これの他にほとんど撮っていないという始末 まあそれも良い!
スミマセン!話をタイトルに戻します
私には子供がいない
NAGOMIを子育て支援の企画だと思っている人は多い 実際それを軸にはしているけれど
あえてふわっとさせている
広い意味で親子、多世代交流がコンセプトの企画だと思っているから
私には子供がいない、もちろん子育てをしたことがない
なぜ親子がテーマなのに子育て分野に専門性のない人、ましては母性看護分野は素人レベルの私が入っての場作りをするの?
企画プレゼンの段階で人から聞かれることも多かった
こればっかりはセンシティブな話だとあえて聞かないひともこれまた多かった
なのでこの記事で考えてみる
多様性をあたりまえにしたいけど
私もいよいよ30代後半
同世代はみんな子育てで忙しい
私も正直言うと周囲の子育てトークにどう関わったらいいかわからなかった
子どもの笑顔あふれる社会をつくりたい
たしかにそうなんだけども実感が無い
そりゃそうだ 子育てしたことないんだもん
あるのは子どもがいる人といない人では生き方が大きく変わるなぁという非当事者感
子供を産むことだけが「是」なのか?
結婚したら子供をもつべきが正解?
多様な生き方ってなんだ?
子育て世帯は国からも手広い支援があるけど
子どもがいない人たちへは?…とも思った
暮らしやすい社会を願っているのは同じで
多様な生き方が尊重される世の中でいてほしいけど
いつもどこか他人事だった
少子化は将来の社会構成を左右する重大な課題
人ごとで済ませられないのが現実なのに
どうしたら解決できるのか
どうやったら自分ごととして考えられるようになるのか
私に子育て経験がないこと
NAGOMIという場をつくる時に絶対にぶち当たる壁だってわかっていた
ここの壁をこえたい
視点を変えて"みんなごと"へ
実際にコミュニティナースになって、まちづくりに関わってみてから考え方が変わった
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いままで子を親のものとして考えていたところを、社会的な存在という視点でとらえなおしてみた
そう思うと住民全体が子育ての担い手となる
私も子育てに参加していいんだ!
社会全体で育てる
そう思うとグッと当事者意識が増す
地域で活動していくうちに
半径100メートル以内に『子ども』『あのひと、このひと』という抽象的な感じではなく、具体的に○○ちゃん、○○さんと呼べる人がたくさんできた
子供の成長を地域のみんなで見つめ、喜びや悩みを共にする
経験を重ねることで当事者意識は自然と芽生えた
人見知りしていた子がよく笑うようになってくれたり
私の名前を覚えてくれたりするととても嬉しい
親にならなくても一緒に遊んで楽しいことや嬉しいことを作ってあげることはできるし
100%の共感は難しくても
お疲れ様のパパママの代わりに赤ちゃん抱っこを代わってあげることはできる
子供の人生の先輩でいてあげることはできる
住民と顔がみえる関係性を築いていくことで
子育てをみんなごとにしていく
本当の意味での みん営化
多様性は誰のもの?
よくなる未来を描きたいなら
子育てしたことのない人が関われる余白が街にあってもいい!
子育てに優しいまちにしたいなら当事者や経験者だけで盛り上がるのでは無く非当事者をどれだけ巻き込めるかが鍵じゃないのか?
私の子育てを経験したことないからこその視点
を活かせるとしたらここだ
専門職としてではなく
ママパパでもない
ひとりの大人として対象と関わる
きっとこのラジオドラマの中に出てくる大学生は私自身だ
縁側ですれ違うことで
気づいて育まれるものがある
多様性を大切にしながらも未婚や子供のいない人を巻き込んでいくような国の具体的な施策は、今現在すでにあるのかもしれないけど、私にはよくわからない
だけどこの視点で活動を繰り返せば、当事者か非当事者かで二分される社会は消えていくんじゃないだろうか?
NAGOMI これは
壮大なquest 探求、冒険
今私にできる子育てそのもの
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