7/8 【なんでもかんでも、知ろうとしないでいい。】
なぜか僕は、いろんなことが知りたくなってしまう。昔からそうだった。
知識を蓄えること、これは素晴らしいことだ。興味のあるものに対してはとことん知識を深めたいタイプで(ほとんどのものが、3日坊主だけれどw)特にサウナとかサッカーなんかはその類だと思う。好きなものへの探究心が強いのは、まあ、みんなそうかもしれないけれど。
人間関係においても、知りたがりだった。相手が何を考えてるのかをなんでも知りたかったし、特に恋愛においては顕著にこの知りたい欲が爆発して、相手のことを隅から隅まで知ろうとするようにしていた気がする。いや、決して悪いことではないと思うし、それだけ感情を動かされているというものにめぐり合うことはそうそう無い。
だけれども、知らなくてもいいものもたくさんある。知って得をしないこと。むしろ、知ってしまったことでメンタルが削られるようなこと。知ってしまったことで瞬時に受け入れられないようなことっていうのが、よくある。受け入れる準備ができていない状態で知ってしまった想定外のことは、だいぶ感情を持っていかれる。で、悩んじゃう。起こった事実のインパクトが大きすぎて、どうにもならないのに、興味本位で自分から知ろうとしてしまったことで、なんか落ち込んでしまうこと。あるよね。
全て知ろうとするのならば、覚悟がなければならない。教えて!全部知りたい!と思っているのならば、どんな事実が判明してもブレない芯が無ければならない。もし、その図太い芯が自分にないのなら、余計なことしちゃだめ。潰れる。そんなに強くない人に限って、知ろうとするから。自信がないから知りたがる。放っておく余裕がないから、知りたがる。知ってもいいことと、別に放置で良かった知らなくても良かったことの分別は、生きる上で割と重要なんじゃないかと思う。
全て洗い出すようなこと、しちゃダメ。真っ白な人間がこの世にいるだろうか。自分含め。いないでしょう。知らない方が幸せなことの方が、この世には多いのかな。どうだろう。まだ20数年しか生きてないからよく分からんけれど、複雑なこの社会を生きていくのに、何でもかんでも知ろうとするのはキッツイしキャパが足りないんじゃないかな。かといって、動揺しない人間もほんの一部しかいないと思うから、変なことは聞くな。知ろうとすな。凹むだけだ。
って、過去の自分に言ってるようなnoteになった。あれから数年経った今でも、思い出す。弱さゆえの知りたがり。反省。懺悔。みんなも、いらんことすなよ。
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