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PECO通信【Chapter 2】



「昼食難民問題」とは

〜「PECOFREE」誕生の理由 part 1 〜

「お腹を空かせた(ペコペコ)学生へ自由(フリー)な食事を」お届けしているPECOFREEが生まれた理由をシリーズごとにお話ししていきます。

PECOFREE代表の川浪 達雄は、前職で学食の運営を担当しており、その時から【小中学校までと違い、給食がない高校生の昼食事情】に関心を持っていました。

時間が限られている昼休みでは、食堂・購買共に利用人数に限界があるため、ほとんどの高校生が家庭で作った弁当やコンビニで買うおにぎりやパンを持参しています。また、昼休みに外出が許可されていないため、食堂や購買で購入できなかった場合は、お昼を食べないこともあります。
食堂がある学校でも、採算の都合で食堂業者が撤退してしまうケースも増えてきています。
生徒全員が栄養バランスの整った昼食を食べることができない。
これが、あまり知られていない「高校生の昼食難民問題」です。

皆さんの学校では、お昼の時間を知らせる鐘の音と共に走り出す生徒や食べたかったメニューが食べられず、がっかりしている生徒を見たことがありませんか?
貴重なお昼休み、有意義に過ごせていますか?

来月号では、この「昼食難民問題」を解決すべく、立ち上がった「PECOFREE」についてお届けします。

Key Points💡
・食堂利用できる人数は、食堂のスペース的に全校生徒の約1割
・コロナ禍、原材料高騰で食堂事業者の撤退が相次いでいる
・高校生の昼食難民問題:全員が栄養バランスの整った昼食を食べることができない

eat➕コラム

Ch.2 管理栄養士 金子 里緒 さん

暑い夏を乗り切ろう!
〜夏バテに負けない、夏休み中のお昼ご飯の選び方〜

生徒の皆さま向け by eat+ 管理栄養士 金子里緒

夏休みも終盤に近付いてきました。趣味や勉強、興味のあることなど、やり残しがないように楽しんでくださいね。
さて、学校がお休みになり、自分で昼食を用意する機会が増えた人もいるでしょう。
今回は「夏バテ予防」の観点から食材選びのポイントについてお伝えします。
 


夏バテとは、夏の暑さによる体調不良のことで、体がだるい、食欲がないなどの症状があります。これらは、暑い外と涼しい屋内の温度差によって、体の動きをコントロールする機能(自律神経)が乱れることが原因と言われています。
 
食事で気をつけたいことは大きく4つです。
 
①水分を多めにとること
→1日で1L 以上は飲むようにしましょう。
 
②ミネラルをとること
→汗で出ていく分を補給するために、海藻、生野菜を食べましょう。
食事には少なからず塩分が含まれているので、食事を抜かないこともポイントです。
 
③タンパク質をしっかり摂ること
→肉、魚、卵、豆類など。疲労回復効果が期待できます。
 
④ビタミンB1を摂ること
→体にエネルギーを取り込む際に必要な栄養素です。ピーマン、かぼちゃ、トマトといった夏野菜に豊富に含まれています。
 
コンビニなどで昼食を選ぶ際、①~④のポイントを意識して楽しみながら選んでみてください。
 
夏休み後半も、しっかり食べて元気に楽しく過ごしましょう!

らくらく・簡単・栄養満点!
頑張らなくてもいい夏休みごはん

保護者さま向け by eat+ 管理栄養士 金子里緒

夏休みで学校がお休みになり、お子さまが家庭で昼食を食べる機会が増えたのではないでしょうか。毎日の献立に悩んでしまいますよね。
 
大切なのは食べること。
丼もの、麺類ばかりでも気にすることはありません。むしろ、食欲がない時に食べやすいなんてことも◎


 
おすすめは、肉や魚などのタンパク質+野菜数種を炒め煮にし、少しとろみをつけてご飯や麺にかける一品料理です。糖質、タンパク質、脂質、ビタミンをしっかり摂取できます。
マンネリしないコツは味を変えること。醤油系、中華系、甘酢系など、好みの味付けのレパートリーがあれば、無限の組み合わせが可能です。
 
余裕があるときは、汁物を追加するとより良いでしょう。クーラーや冷たい物の摂取で体が冷えることが、夏バテの原因となることもあるようです。
 
食事を通してお子さまの健康を守ることは大切ですが、食事を用意する皆さまが笑顔でいられることも大切です。
 
頑張りすぎない食事作りのヒントになれば嬉しいです。

eat+について

パーソナル食事指導アプリ「eat+」を開発しています。高校生から大人まで様々な食事の悩みを専属の管理栄養士がアプリを通して解決しています。
気になる方は、是非Twitterホームページもご覧ください。

https://eatas-inc.com/


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